今秋もワンプレート充実

ニチレイフーズ 秋の新商品

松尾専務
ニチレイフーズは、家庭用冷凍食品の新商品22品、リニューアル品31品(全てオープン価格)を9月1日(一部8月1日)から発売する。7月8日に本社(東京都中央区)で開いた秋季新商品発表会では、「多様なくらしの変化に目を向け、冷凍の力で〝一人ひとりの食卓〟を支える」を開発コンセプトに掲げ、「本質的価値の追求」「パーソナライズへの特化」「さらなる満足度の向上」の3つをテーマに商品を展開する。
主な新商品では目玉商品は、専門店品質を追求した若鶏の唐揚げ「ニチレイ 鶏から」(240g)。独自の「二段仕込み製法」「香ばし醤油製法」「うま味重ね製法」により、香ばしさとジューシーさを高めた。
冷凍調理炒飯市場売上ナンバーワンの「本格炒め炒飯®」と、冷凍調理からあげ市場売上ナンバーワンの「特から®」を組み合わせた「『本格炒め炒飯®』&『特から®』(トレイ入り)」(300g)も投入。主食とおかずを一度に楽しめる専用トレイを新たに開発したほか、生産を担うグループ会社キューレイの工場には専用ラインを新設し生産体制を整えた。
このほか「これぞ濃厚 金胡麻担々麺」「同 辛旨チゲ味噌ラーメン」「同 香ばし味噌ラーメン」(各300g)の3品を発売。新シリーズ「麺と米」では、「ぶっかけうどん&カツ丼」「ぶっかけうどん&カツカレー」(各400g)を投入。一般的なワンプレート商品を上回る400gのボリューム感を実現し、ワンプレート市場で課題となっている単身男性の需要取り込みを狙う。
また、「三ツ星プレート® チキンのクリーム仕立て&ボロネーゼ」「同 チキン南蛮&あさりのバター醤油パスタ」(各300g)を追加。お弁当用では、「卵とじカツ」(120g/5個入)、「れんこんひき肉揚げ」(108g/4個入)、スナックでは「今川焼(とろける生チョコ仕立て プレミアム)」(248g/4個入)や不二家とコラボした「同(ミルキー)」(同)、「たいやき(カスタード)」(310g/5個入)も新発売する。
健康志向ブランド「everyONe meal(エブリオンミール)」では、「ごろっとチキンのスパイシーピラフ」「メキシカンチリボウル」「アマニ鶏のカオマンガイ」(各250g)の3品を投入し、高たんぱくに加え食物繊維も摂取できる商品として展開する。
今春から手掛け、順調な売れ行きを見せる価格訴求タイプからは、2種類のトマトケチャップとトマトペーストを使用した「懐かしのチキンライス」(350g)と、素焼きしたあと本焼きする2段階焼き、鶏そぼろ入りの「懐かしの焼おにぎり」(300g/4個入)を追加する。
発表会では松尾哲哉専務=写真=が、4月に実施したニチレイフレッシュとの統合についても言及し、「商品調達、開発、営業をはじめ各領域で統合の成果が現れ始めている」と説明。素材やIQF(個別急速冷凍)、唐揚げなどの半加工品から調理加工品まで幅広い提案が可能になったとし、「シナジーを生かし、これまで以上の総合力を兼ね備えた食品メーカーを目指す」と語った。
中東情勢などを背景に原材料やエネルギー価格の高止まりが続く中、「価格対応だけではなく、価値で選ばれる商品を提供することが重要」と強調。4月に策定した新たな企業経営理念のもと、「冷凍の力で暮らしに笑顔と感動を届ける」企業を目指し、冷凍食品市場のさらなる活性化につなげていく考えを示した。
8月3日付



