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持続可能な時代へ/酒類食料品業懇話会

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國分会長が業界協調求め

年男22人による乾杯挨拶

活力旺盛な辰年の2024年(令和6年)。酒類、飲料、乳業、油脂などの各団体で新年会が催され、食品業界が始動。先行きに不透明感が漂うが、持続可能な社会の実現を目指し、様々な課題解決に向けた歩みは止められない。

酒類食料品業懇話会(國分勘兵衛会長)は、1月5日に令和6年新年賀詞交歓会をロイヤルパークホテルで開催し、メーカー・卸店関係者を中心に約800人の業界関係者が参加した。

國分会長

君が代、一月一日を斉唱後、國分勘兵衛会長(国分グループ本社会長)が年頭挨拶。冒頭、新年早々の能登半島地震、羽田空港での航空機事故と相次いだ被災者に弔意を示しつつ、久しぶりとなった制限のない賀詞交歓会に感謝を述べた。そして紛争が長期化する国際情勢が、日本の安全保障やサプライチェーンに大きな影響を与えており、一日も早い平和を望んだ。今年は世界中で選挙が行われることに対して、「緊張感をもって見守りたい」と話した。

食品業界では政府の新しい資本主義、経済好循環の政策、人口動向、市場環境の変化から、今までのシェア競争の消耗戦からサステナブル・持続可能な方向に舵を切った。生活者にとっては賃上げが価格改定に及ばない、実質賃金の目減りとの評価もあるが、「この方向がマーケットの活力につながる」との考えを示し、目前に迫った2024年物流問題も含めて「知恵を出し合い、協力関係を強め、このサステナブルな方向が後戻りしないようにお願いしたい」と、新しい年・辰年を展望した。

また、恒例となった年男による乾杯では、昭和39年生まれ17人、51年生まれ5人の合計22人が登壇し、代表して升喜の升本正社長が挨拶した。年男には初夢宝くじがプレゼントされる。

食品流通は止めない
京谷副会長が重要性強調

京谷副会長

中締挨拶は京谷裕副会長(三菱食品社長)。能登半島地震、航空機事故への弔意を述べ、能登半島地震の復興フェーズでは業界全体で応援していける考えを示した。また航空機事故で379人全員が奇跡的に無事脱出できたことが、日頃の備えにあったことに「我々にとっても一つの教訓になった」と話した。今年は全世界で選挙が行われる。「何が起こるか分からない」とした上で、「私共は食の流通を担っている。何があっても止めてはならない」と業界全体での協調を求めた。最後は万歳三唱を取り止め、一本で締めくくった。

2024年1月15日付

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