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ブランド力で挑む 大阪東部地域に初進出/オークワ

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八尾郡川店をオープン

9年振りの大阪新規出店となった八尾郡川店

オークワ(和歌山市)は、大阪府八尾市に「オークワ八尾郡川店」を4月28日に開店。全国で153店舗目、大阪東部地域では初の出店となる。同エリアでの客単価を平均2100円と設定し、初年度売上目標は16億2000万円を掲げた。

大阪府の東側、国道170号(大阪外環状線)から東側の旧170号沿い郡川交差点北西の大型ショッピングモール・フォレストモール内での出店となる。近鉄・大阪線高安駅から徒歩15分程度、山と緑に囲まれたロケーションで古くからの住宅地に囲まれている。

3㎞圏内の世帯数は2万2700世帯(5万8000人)あり、自転車での買い物客を多く想定して88台の駐輪場を用意。駐車場は1~2階で170台を確保する。他店と比べてエリア帯が住宅地とあって、営業時間は9時から23時と長めに設定した。他エリアの同社店舗とは約11㎞も離れているため大阪の新エリアとして開拓を狙う。

水産・生鮮食品を強みに、オリジナル商品比率12%で他店と価格対抗する。大阪府下の同社店舗では初となるもっちり食感のベーグルや同社初のライ麦パンをそろえる。またワイン専門商社・INABAのワインも強化。家庭でプロの味を楽しめるよう、業務用商品を充実させたほか、健康志向型商品や人気の韓国食品も取りそろえた。こうした商品力の強化で、周辺地域への認知度を上げていく。

万代山本店、食品館アプロ高安店が2㎞圏内で競合するが、森下吉夫店長は「低価格帯での勝負よりブランド力で勝負していく」との方針を示した。そのためにもオーカードの新規入会を進めると同時に、PBブランドの魅力を発信。若い世代にも喜ばれる商品、価格を実現する。近隣にはコスモスやコーナンなどディスカウント店もあり、互いに切磋琢磨していく。

敷地面積は1万418㎡、延床面積は2650㎡、売り場面積は1671㎡を有する。アイテムは1.5万品目(農産300、畜産400、水産300、デリカ220、ベーカリー50、日配2780、加食7300、住居3650)。

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