製麺機や圧力寸胴を追加料金なしで利用 試作費は機器購入時に全額還元

厨房機器が揃うテンポス大阪ラーメン専門館の館内
テンポスホールディングスグループのキッチンテクノは8月18日、大阪市住之江区の「テンポス大阪ラーメン専門館」で、ラーメン店向けのテストキッチンサービスを開始する。業務用製麺機や圧力寸胴、ゆで麺機など、実店舗と同等の設備を開業前から利用できる環境を整え、試作や商品開発を支援する。関西では本格的なラーメン専門のテストキッチンは珍しく、開業時の失敗リスク軽減につなげる。

実際に試作を行うテストキッチンの作業スペース
ラーメン店は、スープの炊き出しや製麺などが設備性能に大きく左右される一方、本格的な業務用設備を開業前に試せる機会は限られている。同社はラーメン学校や既存のテストキッチン運営を通じ、「本物の設備で事前に試せたことで自信を持って開業できた」との声が多かったことから、新サービスを企画した。
テストキッチンでは、製麺機、圧力寸胴、急速冷凍機、ゆで麺機などを追加料金なしで利用可能。麺の配合やスープの炊き方を何度も検証でき、実際の店舗運営を見据えた試作環境を提供する。

製麺機・圧力寸胴など、開業後と同じ設備で試作できる
利用料金は一般利用が3時間からで1時間5,500円(税込)。週1回利用から集中的な商品開発まで対応する月額5万5,000円(税込)からの定額プランも用意した。
また、製麺機や圧力寸胴などの導入を検討する利用者には、担当者立ち会いのもと初回2時間を無料で提供。さらに、テストキッチン利用後に同社から機器を購入した場合、それまでに支払った利用料を購入費用から全額値引きする仕組みを採用した。試作コストを実質的に設備投資へ充当できる点も特徴だ。
同社は「開業後に設備との相性を確認するのではなく、開業前に十分な試作と検証を重ね、納得してから店を出してほしい」としている。
今後は開業予定者だけでなく、自家製麺への切り替えや新メニュー開発を進める既存ラーメン店の利用も想定。住之江の専門館を拠点に、開業前に業務用設備で試作する文化の定着を目指す。
関連リンク
https://tenposbusters.co.jp/store/osaka-ramen/
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