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関西トピックス 乾物

味付け海苔「バリバリ職人」の人気上昇!/大森屋

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大阪・梅田でポップアップストア

梅田で実験販売を行った大森屋

先行発売した「バリッザクッ」は既に売り切れ…

大森屋は7月8~14日までMetro Opus(メトロオーパス)梅田店(大阪メトロ御堂筋線梅田駅・北改札前)に、ポップアップストアを期間限定で展開。同店舗にはスイーツ店舗が出店するケースが多いが、日本の伝統的な海苔商品は、国内外の駅利用者から想定以上の支持を得た。

販売した商品はバリバリ食感が人気の「バリバリ職人シリーズ」(税込450~500円)やムーミンパッケージの「だしスープシリーズ」(250円)、有明海産一番摘みの海苔だけを使ったギフト商品「HANAYAGI」。さらに今秋の新製品「バリッザクッ海苔わかめ」「バリバリ職人LONG」、既存のふりかけ品を新たなブランドに統一した「秘伝味付海苔たっぷりシリーズ」も先行発売した。

期間中は「バリバリ職人」は知っていても、主力品しか購入経験がなくラインアップの多さに驚く人、他府県から来阪して大阪土産として購入する人など想定以上の来店客でにぎわった。中には在米日本人で、同じくアメリカ在住の日本人仲間に手土産として購入する人も。新商品も一般スーパーで店頭化前とあって、手に取る人が多く「バリッザクッ海苔わかめ」は一番人気に。取材時には既に売り切れていた。同じく新商品の「バリバリ職人LONG」も酒のつまみに好適で、スナック菓子のように食べられる商品ながら、1枚2kcalなので一袋全部食べても10kcalの低カロリーが受けてまとめ買いする人も多かった。ムーミンデザインの「だしスープ」は、短期間の販売の中でリピートする人が続出。ある来店客は「だしが効いているので調理にも使える」と話していた。また、夕方以降は海外客も多く見られた。

乾物と言えば若者から敬遠されるイメージがあるが、少し打ち出し方を変えることで、国や世代を問わず反応を示す人が少なくない―。今回の実験的な販売は、そんな海苔や乾物のポテンシャルの高さを改めて気づかせてくれたといえそうだ。今後の展開に目が離せない!

「バリバリ職人」の種類の多さに驚き購入する人も

リピート率はトップクラス!

海外客からも好評

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