コーヒー、紅茶に次ぎ、ラテで〝第三局〟確立へ
コカ・コーラシステムは「綾鷹」ブランドから新シリーズ「綾鷹カフェ」を立ち上げる。宇治老舗茶舗「上林春松本店」と、スペシャルティコーヒー専門店「猿田彦珈琲」が監修しお茶の新しいおいしさ、カフェに求める安らぎを提案する。
第1弾「抹茶ラテ」(440mlPET/146円、280mlPET/139円)=写真=は3月22日から発売。緑茶「綾鷹」で使用するものより粒度の大きい抹茶に、国産牛乳、ミルクブースト技術を駆使し本格的で濃厚な味に仕上げた。導入時には女優の吉岡里帆を起用したテレビCM、「猿田彦珈琲 The Bridge 原宿店」では3月22~28日まで消費者体験イベント「抹茶ウィーク」を計画。立体的なマーケティング活動による話題喚起でコーヒー、紅茶に次ぐ〝ラテ第三局〟を確立する。
日本コカ・コーラマーケティング本部ティーカテゴリーバイスプレジデントの小林香予氏は、3月5日のオンライン会見で販売戦略の方向性を示した。炭酸、コーヒー飲料はカテゴリートップだが、茶系飲料では追う立場。今年は「綾鷹」をはじめ、「紅茶花伝」「爽健美茶」のテコ入れのほか、新商品「やかんの麦茶」などラインアップを充実しており、茶系飲料でもリーディングカンパニーを目指す。
「綾鷹」ブランドサイト
https://www.ayataka.jp/
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