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新アルコール飲料「トポチコ ハードセルツァー」まずは関西から/コカ・コーラ

投稿日:2021年9月9日

既成概念に捉われない若者向け次世代ブランド

トポチコ ハードセルツァー

「檸檬堂」「ノメルズ」の展開でアルコール市場でも存在感を高めるコカ・コーラシステムが、新ブランド「トポチコ ハードセルツァー」(355ml缶、150円。アルコール度数5%)を展開する。「決めつけないのがルール」をコンセプトに、Z世代をはじめ若年層を狙いポップカルチャーの領域を攻める。

ハードセルツァーは、アルコール入りの炭酸水(=セルツァー)の意味。2013年ごろにアメリカで誕生し、甘さ控えめですっきりした飲み口、低カロリー、低糖質が受け、若年層を中心に瞬く間に世界中に広まった。アメリカで昨年発売されたアルコール飲料のうち、実に7割強がハードセルツァーだといわれる。

コカ・コーラ社も昨年アルコール初のグローバルブランドとして「トポチコ ハードセルツァー」を立ち上げ、現在世界20カ国以上で好評を博している。日本では大阪・ミナミでのテストマーケティングを経て、9月20日から関西エリア二府二県(大阪・京都・兵庫・奈良)を中心に発売すること決めた。フレーバーは「アサイーグレープ」「タンジーレモンライム」「パイナップルツイスト」(各果汁0%、31kcal/100ml)の3種類。

発売に併せ関西エリアでは、テレビCM「トポチコ登場」篇や特別ラジオ番組、SNSキャンペーン、アパレル、レコードショップなどカルチャースポットでのサンプリングも計画する。

パトリック・サブストローム氏

日本コカ・コーラマーケティング本部アルコールカテゴリーシニアブランドマネジャーのパトリック・サブストローム氏は、9月7日のオンライン会見で若年層の飲酒スタイルについて「付き合いから、仲間と楽しくリフレッシュする考え方にシフトしている」と指摘。価値観や既成概念に捉われず、お酒を自由に楽しむ新しいスタイルをまずは関西で確立し、今後はエリア拡大も検討する。

「トポチコ ハードセルツァー」ブランドサイト
https://www.topochico.jp/

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