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THE FOOD WEEKLY

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〝やってみなはれ〟精神を全面支援/サントリー生命科学財団

投稿日:2020年2月3日

産業立国再建へ研究助成事業

会見の様子(左端が鳥井副会長)

公益財団法人サントリー生命科学財団は、研究奨励助成事業の一つとして「サントリーSunRiSE」(生命科学研究者支援プログラム)を1月31日に設立した。若手研究者に1人5000万円を支援し、ノーベル賞を狙える人材育成に寄与する。

設立初日に都内で開いた会見で、サントリーホールディングスの鳥井信吾副会長はプログラムの目的を説明。2019年の「科学技術白書」では、論文数の減少や論文の質の高さを示す指標の一つである被引用Top10%論文数の国際シェアが減少し、近年日本の科学技術力の国際的低下が浮き彫りとなった。特に基礎研究分野での次世代の若手研究者が、自由な発想のもとに研究することが難しくなってきている。

鳥井副会長

ノーベル賞受賞者山中氏も「夢のような支援」と語る

鳥井副会長は「このままでは若手研究者のモチベーションが下がり、日本の科学技術が低迷する」と危惧。そこで民間機関では最高額レベルの支援を行うことで、産業立国・日本の再建へ若手研究者のチャレンジ、基礎研究の活性化を図る。

プログラムの理念は「やんちゃな若手研究者の『やってみなはれ』を全面的に支援」。45歳までの主任研究員、ならびにそれを目指す研究者を対象に5~6月にインターネットで募集。選考基準を満たした10人に対し、2021年4月から1人あたり5000万円(年間1000万円×5年間)を支援する。

10~20年先の中長期発展を見据えた志の大きい挑戦的なテーマに取り組み、〝知りたい、極めたい〟を実現できるよう資金の使途や期間の制限をできるだけ排除し、柔軟性・有効性の高い支援を拠出。資金だけでなくサントリーならではの組織、人脈によるネットワーク、メディアを活用したシンポジウムなどの情報発信にも力を入れる。

プログラムの運営委員長には京都大学名誉教授で、サントリー生命科学財団理事・生物有機科学研究所所長の中西重忠氏が務める。さらに運営委員には審良静男氏(大阪大学免疫学フロンティア研究センター特任教授)、浅島誠氏(東京大学名誉教授、産業技術総合研究所名誉フェロー、帝京大学特任教授)、大隅良典氏(東京工業大学科学技術創成研究院栄誉教授)、垣見吉彦氏(サントリー生命科学財団理事長)、佐藤文彦氏(京都大学名誉教授、サントリー生命科学財団理事)、須田良人氏(サントリーグローバルイノベーションセンター社長、サントリー生命科学財団理事)、辻篤子氏(名古屋大学国際機構国際連携企画センター特任教授)、長野哲雄氏(東京大学名誉教授)、山中伸弥氏(京都大学iPS細胞研究所所長・教授)ら日本を代表する科学者が名を連ねる。

中西運営委員長は「研究者・アカデミズムの内にとどまらず、広く外に開いたネットワークコミュニティを築き、社会に発信することで基礎研究力向上のうねりをつくる」と大きな期待を寄せた。

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研究支援も「やってみなはれ」の精神が生きる
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