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「贅沢搾り」にマーケティング投資を集中/アサヒビール

投稿日:2020年1月27日

成長続くRTD市場への対応急ぐ

「贅沢搾り」ブランド

アサヒビールがRTDカテゴリーのテコ入れを図る。松山一雄専務は1月23日の都内での会見で、「贅沢搾り」ブランドを中心にしたマーケティング施策を説明した。

近年伸長を続けるRTD市場の2019年は112%と大きく伸びたものの、同社は102%に留まった。松山専務は「ブランドのマーケティング投資の分散化」と指摘した。昨年は主力「贅沢搾り」に加え、高アルコール需要に「もぎたて」「ウィルキンソン」ブランドを強化したが、返って各ブランドの十分な認知、トライアルを喚起できなかった。

松山専務

そこで今年は「贅沢搾り」を最重要ブランドと位置付け、マーケティングを集中。通年商品4フレーバー「グレープフルーツ」「桃」「キウイ」「レモン」(アルコール度数4%/各350ml缶・141円、500ml缶・191円)の中味とパッケージを、2月4日からリニューアルする。

同社調査では酒類飲用者の82%が果実好きであり、RTDユーザーは果汁量を重視する傾向が強いことを確認。リニューアルではブランド特徴の果実2分の1個分以上を使った果汁量はそのままに、フレーバーごとに原材料の配合比率を見直し、より本物の果実を食べたときのような味わいにこだわった。

果物と相性が良いヨーグルトを加えた、「贅沢搾り 期間限定 柑橘ミックスヨーグルトテイスト」「同 ベリーミックスヨーグルトテイスト」(各アルコール度数4%、350ml缶/141円)も2月4日から発売する。

広告展開は〝まるかじりチューハイ〟をキーメッセージに、テレビCMを年間約3000GRP投入。ポスターなどPOPで店頭露出も高め、「贅沢搾り=果物」のイメージ醸成を目指す。

さらに2月4日~4月23日に、限定フレーバー「パイナップル」が抽選で当たる消費者キャンペーン。1月23日からはライフスタイル動画メディア「テイストメイド」と、「贅沢搾り」を使ったオリジナルサワーのレシピ動画を配信。2月10~日24日には「旬八キッチン&テーブル 新虎通りCORE店」(東京都港区)で、旬の果物に「贅沢搾り」を注いだ「超贅沢搾り」を販売する。

RTDカテゴリー計の年間売上は過去最高の467億円(103%)、「贅沢搾り」は114%を計画。松山専務は「選択と集中で、次の成長戦略構築の第一歩とする」と抱負を語った。

旬八とコラボした「超贅沢搾り」

期間限定品㊧とキャンペーン商品

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