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食用油の次世代を提案/日清オイリオグループ

投稿日:2020年2月10日

東京・大阪で春のプレゼンテーションを開催

NEXT パネル

日清オイリオグループは、1月30日にホテルニューオータニ東京で「2020年春のプレゼンテーション」を開催し、量販店および卸店を中心に約650人を招待した。

テーマは「NEXT 新しい市場開拓へのtry!」。独自の技術を活かした新シリーズの展開、サプリ的オイルの強化、新しい需要の開拓に取り組む。〝香り〟に着目した商品、メニュー、提案にスポットをあてた。「オイルと香りのファクトリー」と名付けたコーナーでは、アマニ油やオリーブオイル、ごま油をベースに、ガーリックやローストオニオン、出汁風味、トマト&ベーコン、エビ、ポルチーニの香りを来場者が実際に体験できる機会を設けた。

オイルと香りのファクトリー

ホームユースでは、春の新商品「日清コクと旨みのやみつきオイル」の特徴を肉野菜炒めの比較試食で訴求。オリーブオイル、アマニ油など〝かけるオイル〟の活用法では、朝食と夏ランチを提案。

朝食ではアマニ油を使ったあおさのみそ汁をマルコメと、ヨーグルトとオリーブオイルの組み合わせには江崎グリコとコラボレーション。

夏ランチでは、トマトジュースとめんつゆを合わせたつけだれにオリーブオイルを組み合わせた「トマトオリーブつけだれそうめん」をカゴメ、Mizkanと。さらにごま油とつゆを使って炊飯器で炊く「炒めずパラッと!つゆうまチャーハン」。東洋水産のチルド焼そばをオリーブオイルで仕上げる「しらすペペロンチーノ塩焼そば」などを提案した。

この他、発売40周年を迎えた「日清マヨドレ」と20周年「日清ドレッシングダイエット」の魅力を訴求。販売好調なかけるオイルのスヌーピーボトルには、女性来場客らが足を止める姿が多く見られた。

なお、2020年の家庭用食用油市場は1~2%増の1550億円を予想。付加価値カテゴリーであるオリーブオイル(450億円/4~5%増)、ごま油(300億円/7%増)、サプリ的オイル(250億円/8~9%増)の拡大が続き、市場構成比は65%、1000億円の大台に達する予測だ。一方、キャノーラ油他のクッキングオイルも安定推移を見込み、19年度は512億円。過去5年で4%程度拡大した。

ウェルネスゾーンでは「MCT」の魅力を全面アピール。ギフトゾーンでは、パーソナル提案を強化。デリカゾーンではテレビ番組「食ノ音色」でもおなじみ、五感を通じて揚げ物の魅力を訴求。本格的なパスタを、オイルソースを活用したスチームコンベクション調理で仕上げるデモンストレーション。他にも大豆食品素材、ヴィーガンミート商材などのトレンドも試食を交えながら訴求した。

なお2月5日にはホテルニューオータニ大阪でも開催し、約450人を招待した。

2020年2月10日付

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