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「和食の日」参加校が過去最高に拡大/和食文化国民会議

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第2回普及・啓発部会でブランド米の歴史や品種を学ぶ

各地のブランド米を食べ比べ

和食文化国民会議(伏木亨代表理事会長)は2月6日、2019年度第2回普及・啓発部会を皇居外苑楠公レストハウスで開催した。

冒頭、後藤加寿子部会長は11月24日の「和食の日」を中心に和食給食を推進する「だしで味わう和食の日」の昨年実績を報告した。参加校は一昨年の8513校を上回り、過去最高となる9498校に拡大。全国各地で和食文化に触れる取り組みを実施し、228万人がだしのうま味を体験した。節供にまつわる食を楽しむ機会を作り、継続・発展させる五節供や出前授業とともに、児童が和食文化に興味を持つ重要なプロジェクトとして今後も推進していく。

講演で並木崇WWFジャパン国内グループ長は「お米と環境問題の関わり~WWFジャパンの取り組み~」と題し、水田の生態系を保全するプロジェクトを紹介。農業の近代化などに伴い、水田や水路に生きる生物の保全が難しくなっている現状を説明し、生きものの保全と農業の両立について理解を深める啓蒙活動やワークショップの開催を報告した。

続いて、米の専門店「スズノブ」の西島豊造代表取締役が全国各地で栽培しているブランド米の歴史や品種について解説。ワークショップではあきたこまちの食味を基準に、五ツ星お米マイスターの資格を持つ西島氏が厳選した青天の霹靂、いちほまれ、雪若丸の食べ比べを実施した。

後藤部会長

並木WWFジャパン国内グループ長

西島スズノブ代表取締役

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