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イオンタウン守口・イオンフードスタイル守口店が好発進/イオンタウン・ダイエー

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注目の冷凍dai革命を導入

大阪・守口に開業したイオンタウンは想定以上の好発進

12月8日、大阪・守口市にイオンフードスタイル守口店を核とする商業施設・イオンタウン守口がグランドオープン。

大阪メトロ谷町線守口駅3番出入口すぐの場所に位置。国道1号線に面しており大阪の中心部へのアクセス環境が良い。足元商圏が厚く、1㎞商圏の1.5万世帯、3.1万人の需要を中心に、通勤での利用もあるため2~3㎞圏の商圏確保も視野にある。施設全体で年間300万人の来館を見込む。

イオンフードスタイル守口店は〝簡単・便利・ヘルス&ウエルネス〟をキーワードに、周辺に多い単身者やファミリー層、駅利用者などの多様なニーズに対応する。中でも簡便品には注力。オープンキッチンにおける出来立て惣菜として、「あなごめし弁当」や「鉄板いか焼き」、6インチサイズの「おひとりさまピッツァ」など340品目を展開。また簡便調理野菜は50品目をそろえた。

同じく大阪で10月にオープンした松原店と同様、「冷凍dai革命」を導入。急速冷凍機で劣化を最小限に抑え、高鮮度を維持して解凍後に出来立ての味わいを実現するもの。近隣の摂津富田店に冷凍機材を導入し、同店舗で冷凍加工し守口店に供給する仕組みを新たに構築(冷凍dai革命は、ダイエー住之江店、イオンフードスタイル松原店と併せ4店舗で展開)。「特厚ロースかつ丼」「サラダチキン」「チュロ棒(チュロス)」などをラインアップ。冷食475品目のうち25品目を展開し、さらなる商品作りを模索。

このほか鮮魚では「10種具材の海鮮丼」や焼き魚・煮魚15品目など生鮮加工品に注力。畜産は同社オリジナルの「さつま姫牛」や銘柄豚「さつま王豚」を提案。地元商品は近郊の門真市内で採れたレンコン、奈良県産の野菜を生産者から直接仕入れて販売。さらに「守口ビール」「門真ビール」、守口市創業企業・大徳のぽん酢も展開。

12月5日から3日間行ったソフトオープンでは、1日当たり9千人が来店し、計画の3割程度上回った。午前中は高齢者層、その後に近隣オフィスや住民のランチ需要、夕方は付近住民や駅利用者が詰め掛け、同規模の施設としては大きな需要が得られた。焼き立てパンやデリカが売れたほか、鮮魚とデリカの対面販売にも手応えあり。ソフトオープンが盛況だったにもかかわらず、グランドオープン当日にも開店前には大行列が見られ好スタートを切った。

【イオンフードスタイル守口店】所在地/大阪府守口市京阪本通2-2-4▽売場面積/391.6坪(うち直営391.1)▽店長/佐藤一貴▽営業時間/8~23時▽従業員数/約85人(正社員11人)▽売上目標/17億円

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