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展示会 関西トピックス

タピオカの次は台湾の具入り粥/国分G

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大阪展示会は簡単バルや酒類プチギフトも

「今こそお粥!」具粥さんを訴求

国分西日本と国分フードクリエイトは2月4日、2020年国分グループ春季展示商談会を帝国ホテル大阪で開催した。

「食のマーケティングカンパニー『売りたいと買いたい』世の中の変化に応えます」をテーマとした展示会は、出展企業300社(ドライ200、チルド35、酒類65)が6000品目(ドライ5200、チルド600、酒類700※重複あり)を出品、得意先1200人が来場した。

地域密着型全国卸として西日本エリアの商品群や発想・提案を訴求。一方で西日本の特徴を強調するために、他のエリアの商品・企画も強化した。各企画ブースでは、試食スペースを十分に確保したほか、開発商品の新商品訴求だけではなく、NBとのコラボ提案に重点を置いた。

入口パネルでは西日本社社員が選んだ今年の「上期トレンドキーワードランキング」やグループのSDGsへの取り組みを紹介。また今年6月のキャッシュレス還元終了についてのアンケート、10月に予定される酒税法改正の影響などを資料にまとめた。

西日本開発商品(女性プロジェクト)は、タピオカの次に来るメニューとして台湾でも人気の具入りのお粥「具粥さん」を提案。柚子×しょうがなど既存商品のちょい足し提案に注力。「缶ちぃず」は内食が進む予想から家庭での簡単バルメニューや酒類とのプチギフトなどを提案。10周年を迎えた「缶つま」は、酒類売り場へのおつまみ提案を展開。売れ筋のカキやオイルサーディンなどの試食が好評だった。

開発洋酒では、全米最古の蒸留所で作られた「バッファロートレース」がイチ押し。K&K商品は「コンビーフ」を従来の枕缶からアルミック缶へ刷新予定。おいしさも向上し、ニューコンビーフなどとの食べ比べを実施。パイン缶など果実缶やtabete「たっぷり豆スープの素」も提案したほか留型ではおからの素、大豆パウダーのメニュー提案も。日本橋菓房ではBarシリーズを刷新、女性向けの酒のつまみを提案した。

また国分グループ本社の手印・地域密着メーカー商品を57SKUで展開。さらにギフト、EC展開におけるドロップシッピング(無在庫直送)機能の説明も行った。なおJWINEでは、全国16ワイナリーの厳選国産ワインを充実させた。

エリアカンパニーでは、北海道、関信越、首都圏、中部、九州が注力商品を紹介。特に首都圏の「ヒゲタ本膳仕立て煮たまごの素」(袋入り調味料。ゆで玉子を冷蔵庫で寝かせるだけで煮玉子に)が好評。新潟酒販は新潟県下100蔵とされる酒蔵のうち8割程度と取引があり、百貨店や業務店向けに提案を強化。

特設ブースでは国分グループとカゴメ、味の素AGF、森永製菓、ポッカサッポロフード&ビバレッジ、Mizkanがコラボメニューを展開。また愛媛県の柑橘類を酒の割り材に使用した「西日本ご当地呑み提案」も実施された。

東京オリンピック2020、大阪万博2025に向けた土産商材や観光地エリアの日本酒なども紹介。「まるでお肉!」と題した大豆ミートや防災対策ではアレルギー対応の非常食などをアピールしたほか、健康提案ではタンパク質の関連商材を強調。また西日本社推奨の地域メーカー7社も積極的に情報を発信した。

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