セールなど多様な企画を提案

10周年を迎えたビオラル靭店

靭店では周年企画も
●計画達成へ着々と
同社のビオラル事業は2030年の目標を売上高(店舗・商品)400億円、経常利益20億円、店舗数50店舗、商品1000品目と定めている。25年度実績は、12店舗(近畿圏5、首都圏7)を展開し、店舗売上60億円(前年比107%)、商品売上109億円(120%)の合計約170億円。

人気の惣菜商品
●靭店では10%オフセールも
靭店では6月27・28日に、10周年を記念した特別イベントを開催。まずは24日に同日限定で有機野菜の箱売りを行うほか、お楽しみ袋も用意。25・26日には購入金額5千円以上のレシートを提示すると先着50人に「ビオラル北海道のてんさい糖(粉末)500g」をプレゼント。27・28日には同業態では珍しい10%オフセールも予定している。さらに27~30日には試食会やセミナーなどイベントも行う。
●さらなる出店へ
レギュラーのライフ業態でもビオラルブランドを販売しており、商品売上は想定以上に好調を続ける。一方で出店については、30年に50店舗を達成するには駆け足で行う必要があり、出店ペースを加速させている。
今年は4月に大阪・心斎橋の新たなランドマークとして期待される大型複合施設・クオーツ心斎橋内に「クオーツ心斎橋店」をオープン。同店から展開開始した、ビオラル商品を使用したサンドイッチ、ドーナツ、スムージーをそろえる。今のところ弁当や飲料、調味料などが売れ筋で、今後、施設内のテナントなどが段階的にオープンするのに伴い、さらなる認知度向上が期待される。
5月には同じく大阪で「なんばマルイ店」を開業。大阪メトロ御堂筋線・なんば駅から徒歩1分とアクセスは抜群で、コンパクトな売場ながら弁当や惣菜を中心に2100品目をそろえている。現状は40歳代の女性客が多いという。
●47都道府県から注文が
また、オンラインでの展開にも注力する。ライフといえば国内トップクラスの食品スーパーだが、その店舗は近畿・首都圏に限定されるため、それ以外の地域では知られていない。そこで昨年9月からAmazonでビオラル商品を全国に向けて発信したところ、10月には全国47都道府県から注文があった。そこで今年3月からは自社のオンラインストアもスタートさせて、同社店舗のないエリアからの需要開拓に注力している。
●くら寿司コラボ企画は好評
くら寿司全店舗で6月10日から、くら寿司限定のビオラル商品(グミ)が回転レーンで販売されるようになった。くら寿司は四大添加物の無添加に取り組んでおり、ビオラル商品のコンセプトと合致するとしてコラボが実現した。もともと昨春、グラングリーン大阪にオープンしたビオラルうめきた店に、くら寿司スタッフが来店し、その店づくりや品ぞろえを見て共感したことがきっかけ。販売開始したばかりだが、現状は売れ行き好調だという。

くら寿司で販売開始したビオラルのグミ商品
通常のスーパーの価格と比べると、高単価商品が多いビオラルだが、オーガニックやナチュラルスーパーの中では、比較的リーズナブルに購入できる。レギュラー業態を合わせると322店舗(5月末時点)という圧倒的な店舗網でビオラル商品を販売するため、売価を抑えることができている。今は人材の強化に注力しており、こうした強みを発揮して魅力的な商品を発信していく。
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