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自社製冷凍食品を拡大 独自商品で差別化/ライフコーポレーション

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PB冷食を収益の柱へ 近畿から首都圏・ECにも展開

60品目をそろえるライフフローズン(遠里小野店)

ライフコーポレーションは、自社で製造する冷凍食品「ライフフローズン」の本格展開に乗り出している。現在、近畿エリアの約60店舗で販売しており、7月29日にオープンした「ライフ遠里小野(おりおの)店」(大阪市住吉区)では、最大品目数の60アイテムを展開している。

売れ筋はミニグラタン

売れ筋1位のえびグラタンと新商品のそぼろ丼

同社オリジナル冷凍食品を展開する冷凍事業は2023年11月にスタート。24年にオープンした阪神芦屋店で、冷凍ミールキットや「小麦の郷」の冷凍パンなどの商品販売を開始。同社の近畿圏における惣菜や生鮮加工の拠点・天保山プロセスセンター(製造規模:惣菜・ベーカリー類など18万食/日)で製造した惣菜やベーカリーを急速冷凍し、店頭で家庭用冷凍食品として販売するもの。これまで展開してきた商品の中から即食品を「ライフフローズン」として新たにブランディングする。

ライフフローズンは「濃厚えびグラタンミニ」(売れ筋1位)、「牛カルビキンパ巻き」(2位)、「ミートドリアミニ」(3位)などが売れ筋。ベーカリー商品では「カリジュワ!塩パン」が最も人気(塩味が程よく効いておいしい)。このほかビオラルブランドで最も売れている「黒米入りご飯と国産鶏のよだれ鶏弁当」など、ビオラルメニューも一部そろえている。また遠里小野店の開店に合わせ発売した「そぼろ丼ミニ」もラインアップ。※店舗によって扱い品目は異なる

120店舗・約6億円規模へ

同社は8月5日、遠里小野店でメディアに向け冷凍事業試食会を開き、事業概要を説明した。

消費者のニーズは時短や栄養バランス、利便性など多様化。一方で冷凍食品の調理技術は進化しており、高級志向者向けの商品作りも可能に。さらに小規模世帯の増加で冷食需要は一層増加する傾向。同社としても内製化することで、独自性の高い商品作りや利益率の改善が進み、何より“ライフでしか買えないオリジナル商品”の展開で差別化を図ることができる。

開発チームが概要を説明/天保山プロセスセンター・山戸健年課長(中央)、同・西川優子マネジャー(右)、近畿圏食品日配部・角野貴章チーフバイヤー

25年度の売上は6500万円。今年は9700万円を見込むが、この計画数値は上回る予想。30年度には現在の9倍規模となる5億8700万円・販売店舗数120店舗を計画する。商品の改廃を進めるが、1店舗あたりで販売できる品目数は同社の売場スペースとしては60品目が上限となるため、この品目数の中で商品の入れ替えを進める。

これまで近畿圏の店舗のみで販売してきたが、計画達成に向け首都圏の店舗でも、9月1日オープン予定の「ライフ鎌倉梶原店」などで取り扱いを開始する。併せて昨年からスタートした同社のオンラインストア(ララピーグッズが人気)でも今期中に販売開始を予定。ECでの展開により、ライフ店舗が出店していないエリアに住む人でも注文が可能になる。

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