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有村架純、なかやまきんに君も応援!/伊藤園

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日本茶の〝純国産強化〟で未来を築く

発表会の様子(有村さん㊨ときんに君)

伊藤園が、日本茶の〝純国産強化〟を打ち出した。世界的な抹茶ブームが続く一方、中国産茶葉の流入拡大など、「本物の国産の日本茶」の価値や供給体制が揺らいでいるためだ。5月12日には都内で「日本茶の発展的未来に向けて ~生産者とともに。日本茶を世界へ~」を開催し、マーケティング本部長の志田光正執行役員は、持続的発展に向けた3つの取り組みとして、「純国産茶葉100%」「新茶産地育成事業」「進グローバル展開」を宣言。さらに、同社CMキャラクターの有村架純さん、「純国産」応援団長としてなかやまきんに君も駆けつけ、会場を盛り上げた。

■〝純国産強化〟で日本茶全体の価値を底上げ
今回の取り組みの背景には、日本茶を巡る急激な構造変化がある。日本茶の輸出量は20年間で約11倍に増加したものの、国内生産量は約30%減少し、農家戸数も65%減少。抹茶需要の拡大で茶価が高騰したが、海外産茶葉の輸入も急増している。茶農家からも、「煎茶を守りたい」「抹茶ブームがいつまで続くかわからない」といった不安の声もある。さらに、中国では大型碾茶工場の建設が進み、中国産抹茶の台頭への警戒感も高まる。

こうした状況を受け、伊藤園は「お~いお茶」で日本産・国内加工茶葉に限定する「純国産茶葉100%」を推進。「新茶産地育成事業」では、煎茶と抹茶の原料となる碾茶を柔軟に切り替えられ高い生産性が期待できる「ハイブリッド生産ライン」を導入し、契約面積は2031年4月期に現在より約150ha 広い2,800haを目指す。「進グローバル展開」では、抹茶だけではなく、煎茶、ほうじ茶、玄米茶など「日本茶全体」の価値を押し上げる活動、国内産茶葉のみを「日本茶」と認めるナショナルGI化を支援するなど、展開エリアも41年4月期には現在の倍の100カ国・地域へ拡大する計画だ。

志田執行役員=写真左、茶農家の現状を語る、鹿児島堀口製茶の堀口大輔代表㊧と、堀口園の堀口将吾代表

志田執行役員は「海外産茶葉を決して否定するわけではない。ただ、日本茶を名乗る以上、『お~い茶』は生産者とともに、日本産、純国産の茶葉、加工にこだわっていく」と並々ならぬ決意を示した。

■有村さん、きんに君も日本茶を応援
また会場には、ゲストとして有村さんとなかやまきんに君が登場。「純国産」応援団長のきんに君は、おなじみの「パワー!」の掛け声とともにグラスに「お?いお茶」を注ぐと「やー!」と白い歯を見せ満面の笑みに。有村さんはグラスを手に取りひと口飲むと「いつもより〝国産〟を感じる」とコメントし、同社の今回の取り組みについて「日本茶の未来に向け、一緒に歩いていきたい」と笑顔を振りまいた。

有村さんは「いつもより〝国産〟を感じる」とコメント

「お~いお茶」ブランドサイト
https://www.itoen.jp/oiocha/
「茶産地育成事業」サイト
https://www.itoen.co.jp/tea_producing/index.html

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