今年の「ひみつのドリップ」はフルーツがテーマ

村田講師による実演
UCC上島珈琲は、一昨年、昨年とバリスタがいない〝覆面カフェ〟として好評を博した夏のイベント、#バリスタのいないアイスコーヒー専門店「ひみつのドリップ」を7月11日~8月3日までRand表参道(東京都渋谷区)にて開催する。
同イベントは、自宅でも本格的なコーヒーが楽しめる独自のカプセル式ドリップコーヒーシステム「ドリップポッド」を使い、氷が入ったグラスに直接抽出する急冷式アイスコーヒーの魅力を体験する場として提案。バリスタがいなくても専門店品質のアイスコーヒーを楽しめる店として反響を呼び、延べ1.1万人以上が来店し、開店前から行列ができるほど大きな注目を集めた。
3年目を迎えた今回は、「全国のご当地フルーツ」をテーマに進化。個性豊かなブラックコーヒー(14種類/税込90円)と、日本最大の産直通販サイト「食べチョク」(運営:ビビッドガーデン)と連携し、山梨県産「シャインマスカット」、沖縄県産「マンゴー」など全国各地の産直フルーツを使用したフルーツコーヒー(16種類/300円)を合わせた全30種類のメニューを提供する。フルーツの中には、品質は問題ないものの、見た目などの理由による規格外品も取り扱い、食品ロス削減にも貢献する。
6月12日には東京本部(東京都港区)で会見を開き、UCC取りップポッドPRマネージャーの西川満美子氏がイベントの概要を説明。近年、若年層はスッキリ、フルーティーなアイスコーヒーを好む傾向があり、「フルーツアイスコーヒー」の人気の高まりを予想する。今夏は、イベントのほか全国各地のカフェとコラボした「ご当地フルーツコーヒー」を予定していることも明かした。
また会場では、UCCコーヒーアカデミー講師の村田果穂氏が、スイカ×サマーブレンド2025、バナナ×炭焼珈琲のフルーツコーヒー2品を実演。「意外な組み合わせだが、コーヒー、フルーツ双方の風味が引き立っている」とコーヒーの奥深さを伝えた。
「ひみつのドリップ」特設サイト
https://drip-pod.jp/Lp/himitsunodrip.aspx
2025年6月23日付