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TOPICS 調味料・香辛料

京都市と連携協定/ミツカンG

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食品ロス削減に取り組む

Mizkan Holdings中埜裕子専務取締役㊧、門川大作京都市長

ミツカングループは8月3日、食品ロス削減に向けた連携協定を京都市と締結。同日、京都市役所で会見を行った。京都の野菜を無駄なくおいしく食べつくすことを目的に、ピクルスおよび鍋メニューの企画・キャンペーンの実施を予定。さらに「ZEMB」シリーズの京野菜版などの商品開発にも取り組む。

京都市はエレン・マッカーサー財団(英国)のフードイニシアティブに、日本の都市として初めて加入したことも発表した。同財団は循環型経済への移行を加速させる目的で2010年に発足。19年9月にはフードイニシアティブとして、プラスチックや衣料品の使い捨て、食品ロス問題の諸課題に取り組む共同事業体を立ち上げた。

フードコンソーシアムでは、これらの課題解決には企業と都市の連携が不可欠としており、同事業体発足当初から国内企業として唯一参画していたミツカングループが京都市に連携を打診。今回の京都市の加入と両者の連携協定に至った。

MitzkanHoldings・中埜裕子専務は「京都市は食品ロス削減の先進都市。当社も酢の醸造という自然循環型の商品づくりで始まった企業。この協定で食品ロス削減を進めていく」とコメント。京都市・門川大作市長は「野菜を全て使い切る『ZEMB』シリーズに京野菜も使用してほしい。また、当市内の飲食店での食品ロス削減を進めたい」と話すなど、それぞれ意気込みを語った。

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