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和食の日(11月24日)に向けて和食給食を推進/和食文化国民会議

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第1回普及・啓発部会を開催

明治~平成の有名品種を食べ比べ

和食文化国民会議は8月28日、2019年度第1回普及・啓発部会を皇居外苑楠公レストハウスで開催した。

後藤加寿子部会長が11月24日「和食の日」中心に全国の就学・未就学児童層に和食給食を推進する「だしで味わう和食の日」に向けた活動を報告。5年目を迎える今年は農林水産省をはじめとする各省庁と連携しながら、全国の都道府県や政令指定都市の関係各部署、市区町村の教育委員会等を対象に企画の周知、協力要請活動を開始。すでに1万2000枚の資料を配布しており、児童・生徒が和食文化に興味や関心を持つ重要なプロジェクトとして推進していく考えを示した。

和食の日に向けた活動内容を説明する後藤部会長

佐藤京都府立大学文学部特別専任教授が米について講演

医学博士・管理栄養士の本多氏が副菜の重要性を解説

講演では佐藤洋一郎京都府立大学文学部特別専任教授が和食の中心にある「米」にスポットを当て、歴史的観点から全国各地で栽培している米の品種や背景を解説。ワークショップでは昭和~平成の2大銘柄・コシヒカリとササニシキ、明治~大正の有名品種・亀ノ尾(主に東日本で栽培)と旭(西日本の主要銘柄)4種の食べ比べを実施した。 また、これまで数多くのトップアスリートの栄養・食事をサポートしてきた医学博士・管理栄養士の本多京子氏が「一汁三菜・アスリートと和食」と題し講演。昨今の健康ブームでたんぱく質摂取に重点を置いた筋活などが広まった一方、1日当たりの食物繊維の摂取量は減少傾向が続いていると指摘。一汁三菜の副菜に使われる野菜やきのこ、海草にはビタミンやミネラル、食物繊維が豊富。副菜を増やしさらに栄養バランスを整えた献立などを紹介した。

コシヒカリ、ササニシキ、亀ノ尾、旭の食べ比べを実施

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