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近畿圏の自治体と野菜摂取で啓発/味の素

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イオンリテール85店舗で呼び掛け

イオンスタイル京都桂川で野菜摂取を大々的に訴求

味の素は、近畿エリアでの野菜摂取の促進活動「All近畿『ラブベジ』企画」を6月8~14日まで展開。近畿2府4県・3政令市(大阪市・神戸市・京都市)と明治安田生命の協力を得て、近畿圏内のイオンリテール85店舗で実施している。

味の素は、厚生労働省健康日本21が推進する「野菜摂取目標1日350g以上」の実現を支援する「ラブベジ」活動に2018年から取り組んでいる。今回は摂取量が全国平均を下回る地域が多い近畿において、店頭で地元の旬の野菜を使用したラブベジオリジナルメニューブックの配布、POPの設置やメニュー紹介コーナーを展開。

メニューブックには興味喚起が期待できる啓発コンテンツのほか、各行政からのメッセージを掲載。近畿統一ポスターとともに、各府県産食材を使ったエリア別メニューPOPで野菜摂取を呼び掛けた。各エリアの限定6店舗(イオンスタイル京都桂川・伊丹昆陽・大津京・和歌山、イオン大和郡山・堺北花田)では店頭企画を実施。また初の試みとして、限定5店舗周辺の幼稚園・保育園には塗り絵を掲載した食育レシピブックも提供。

イオンリテールの京都一番店・イオンスタイル京都桂川では、サイネージを使い野菜摂取の大切さ大々的にアピール。サンプルメニューを展示し、店員の声掛けによりレシピブックを配布した。

野菜は加熱すると栄養素を損う印象があるが、レンジアップを含む短時間調理なら一定の栄養素は維持できるほか、生食よりもかさばらない。催事コーナー横には時短調理が可能な味の素の調味料商品を陳列して関連販売を実施。また農産売り場では九条ネギなど地元野菜を訴求した。

一方、京都市からの要請を受けた明治安田生命は、野菜摂取を見える化する測定器「ベジチェック」を用意。多くの来店客が興味深げに測定に挑戦していた。中には摂取量が目標に近い350gとの結果を得た人も。1カ月間、三度の食事とともに野菜ジュースを飲み続けた結果だという。じわりと広がり続ける野菜啓発の動きは、少しずつ成果を見せ始めている。

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