地域ブランド保護を強化

日本茶(日本国)
農林水産省は7月10日、「日本茶」「浜名湖うなぎ」(静岡県)、「加賀れんこん」(石川県)の3産品を、地理的表示(GI)として新たに登録したと発表した。今回の登録により、国内のGI登録産品は170産品となり、地域ブランドの保護と価値向上に向けた取り組みが一段と進む。
地理的表示(GI)保護制度は、地域の自然環境や歴史、伝統的な生産方法などによって育まれた品質や評価を持つ農林水産物・食品の名称を知的財産として保護する制度。登録された産品は、基準を満たした生産者のみが名称を使用でき、消費者にとっても品質や産地の信頼性を示す目印となる。

浜名湖うなぎ(静岡県)

加賀れんこん(石川県)
今回登録されたのは、浜名湖養魚漁業協同組合が申請した「浜名湖うなぎ」、JA金沢市加賀れんこん部会による「加賀れんこん」、そして公益社団法人日本茶業中央会が申請した「日本茶」の3産品。このうち「日本茶」は、日本全国を対象としたGI登録となり、日本茶ブランドの価値向上や国内外への発信強化が期待される。
登録産品は、地理的表示とともにGIマーク(登録標章)を表示できるようになり、正規のGI産品であることを示す証として活用される。
今後は、地域ブランドの保護だけでなく、輸出拡大やインバウンド需要の取り込み、海外市場での模倣品対策などの面でもGI制度の重要性が一層高まる見通しだ。特に「日本茶」のGI登録は、日本茶全体のブランド力向上につながる取り組みとして注目されそうだ。

GIマーク(地理的表示法に基づく登録標章)
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