体験型食育イベントでみそダンゴ作りに挑戦／ひかり味噌

親子12組が自分好みの即席味噌汁を満喫

「ダンゴde食育みそダンゴを作ってみよう」イベント参加者と運営スタッフ

ひかり味噌は、同社独自の食育プログラムの一環として、体験型食育イベント「ダンゴde食育みそダンゴを作ってみよう」を9月9日に東京都品川区内で開催した。

講師のワクワク先生

今回の食育イベントは、自家製の即席みそ汁「みそダンゴ」手作りセミナーなどを食育推進事業として開催している、ワクワクプラント(株)とのコラボ企画によるもの。
“ワクワク先生”ことワクワクプラント(株)の鍋島亜裕子社長が、会員制コミュニティ「ひかり味噌アンバサダープログラム」のメンバーであったことから、コラボイベントを開催するきっかけになったという。
なお今回イベントでは講師のワクワク先生を含め、ひかり味噌アンバサダープログラムのメンバーがボランティアにより、当日の会場運営などを担った。

■自分で作ったみそダンゴの出来栄えにワクワク感が止まらない！
「ダンゴde食育みそダンゴを作ってみよう」に参加したのは、ひかり味噌アンバサダープログラムのメンバーで事前公募に当選した親子12組。

子どもたちがしっかりと手洗いした後、ワクワク先生がイベント手順を説明。
まずは「みそダンゴ」を作るための味噌選びとして、2種類の味噌「無添加円熟こうじみそ」と「CRAFT MISO 生糀」を食べ比べ。さらに、味噌との相性が良い4種類のだし汁（昆布・鰹・中華・鶏）も飲み比べることで、だしが複数種類あることを知るとともに、みそダンゴで作った味噌汁の味もイメージしてみた。

今回作る「みそダンゴ」は1人につき5個。
1個の分量は一般的な味噌汁1杯分相当の18g(大さじ1)。計量スプーンで5個分90gをきちんと量り、ボールの中で味噌と天然粉末だし20g、艶出し兼つなぎ役となるみりん小さじ1を入れてよく混ぜる。5等分に分けて1つずつ手のひらで転がして形を整えると、みそダンゴができる。
さらに、乾燥したナス・豆腐・油揚げ・コーン・アオサ・飾り麩や紫芋パウダーなど具材として用意された14種類から好きなものを選び、みそダンゴにまぶしたり中に入れることで完成！

イベント会場では1つを子どもが、もう1つを保護者が試食した。
椀にみそダンゴ1個とお湯180～200mlを注ぎ、よくかき回すと味噌汁になる。
子どもたちは会場で配られた白おむすびと一緒に味噌汁を食べたが、保護者からは「普段あまり飲まない味噌汁を完食した」「いつも以上によく食べている」など、喜びの声が聞こえた。
一方、子どもたちも自分で作った味噌汁にワクワク感が止まらず、満足気な様子。残った乾燥具材を追加し、具沢山の豪華味噌汁にバージョンアップしている子が多く見受けられた。

試食後は、座学として「味噌」や「発酵食品」などについて学んで知識を深め、最後にイベント終了証が授与された。

ワクワク先生は注意事項として、みそダンゴ1個分の分量(通常は18g程度)またはお湯を注ぐ量(180～200ml程度)を加減して塩分調整することと、自宅では冷凍保存することが必須であることを伝えた。
またみそダンゴ作りは一度体験すれば比較的小さな子どもでも保護者と一緒ならば手軽に作れる料理であり、自分で作ることで食が進み食への興味も沸く。近年は若者の「和食離れ」が進み社会問題化しているが、伝統食を継承していく意味合いからも「まずは興味のあるところから。みそダンゴで和食に慣れ親しんでほしい」とワクワク先生は話す。