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プロバスケ選手と「食」を学ぶ/安藤スポーツ・食文化振興財団、日本最適化栄養食協会

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子ども向け栄養セミナー 「完全メシ」でギネス世界記録も

見事!ギネス世界記録に認定された

公益財団法人安藤スポーツ・食文化振興財団と一般社団法人日本最適化栄養食協会は8月30日、横浜市のカップヌードルミュージアム横浜で「プロバスケットボール選手と学ぶ栄養セミナー~学んで食べてギネス世界記録にチャレンジ!~」を開催した。会場に約150人、オンラインで約500人が参加。管理栄養士の今泉マユ子氏を講師に、横浜ビー・コルセアーズのキング開選手、並里成選手とともに、成長期の子どもに必要な栄養やスポーツと食事の関係を学んだ。最後は参加者が一斉に「完全メシ」を食べ、ギネス世界記録にも挑戦した。

同イベントは、安藤財団が日本財団の助成を受けて実施する「夏休み期間中の子どもを対象とした食育・食体験プログラム」の一環。給食がなくなる夏休みに、日常の食事や教育的な体験活動に格差が生じることを課題とし、支援が必要な子ども約1万7000人に「最適化栄養食」を届ける取り組みを進めている。今回のイベントも、単に栄養について学ぶだけでなく、プロスポーツ選手との交流やギネス挑戦を通じて「食」と「体験」の機会を提供するものだ。

プロアスリートのリアルな食経験が注目を集めた

セミナーでは「成長期の小学生に大切な食事」「不足しやすい栄養を補う工夫と食べる順番」「スポーツ前・中・後の効果的な食事」の3テーマを取り上げた。
最初のテーマで今泉氏は、成長期の子どもにとって毎日の食事が重要であることを説明。「何を食べるか」だけでなく、「誰と、どのように食べるのか」も大切だとし、3食に加えて、お菓子や補食も含めた食事の取り方を考える必要があるとした。
さらに、朝食を取る場合と取らない場合で、その後の昼食後の血糖値上昇に違いが出る「セカンドミール効果」を紹介。朝食は栄養補給だけでなく、1日の生活リズムを整えるうえでも重要だと解説した。

ここで紹介されたのが、選手自身の子ども時代の食生活だ。小学2年生からバスケットボールを始めたキング選手は、当時は栄養バランスを意識するより「とにかくたくさん食べていた」と振り返った。米や肉が好きで、部活動ではおにぎりを部活の前後に食べ、1日4個ほど食べていたという。

一方、5歳からバスケットボールを始めた並里選手は、小学生時代は偏食があり、食べないことも多かったと回想。「ご飯を食べずにお菓子で済ます日もあった」と明かした。現在、プロ選手として活躍する2人の対照的な経験が紹介され、子どものころから食事をどう考えるか、その重要性を参加者に伝えた。

2つ目のテーマでは、今泉氏が3色食品群を使い、栄養バランスは1食だけで完璧を目指すのではなく、1日全体で考え、無理なく続けることが大切と説明。食べる順番では「ベジファースト」と、よく噛んで食べることを勧めた。

野菜が苦手だったというキング選手は、現在はスムージーを取り入れていると紹介。並里選手は「今は何でも食べる」とし、プロ選手となった現在は、1日5食程度を取っているという。それぞれの食生活の変化も交えながら、日常生活に取り入れやすい栄養の工夫を紹介した。
スポーツと食事をテーマにした最後のパートでは、「何を食べるか」に加えて「いつ食べるか」がポイントに。今泉氏は、運動前は2~3時間前を目安にバランスよく食べ、運動中は水分に加えて塩分、糖質を補給。運動後は身体の回復を考え、3色食品群の黄色と赤色の食品を取るよう勧めた。

選手からも実践的な食事の話が飛び出した。キング選手は運動前に炭水化物を取り、運動後は炭水化物とたんぱく質を多めに摂取。並里選手は運動の3時間前にうどんを食べることが多いという。また、2人とも運動前には果物を食べており、キング選手は「パイナップルが好き」と紹介した。今泉氏は、こうした食事の選択肢の一つとして「完全メシ」も紹介した。

会場とオンライン参加でカップライスを同時に食べる

セミナーで学んだ後は、いよいよ実践へ。会場とオンラインの参加者が一斉に「完全メシ カレーメシ 欧風カレー」などを手に取り、水分を取りながら実際に食べる「ギネス世界記録」への挑戦が行われた。

記録名は「オンラインと単一会場で行われた最大のインスタントライスカップパーティー」。会場とオンラインを合わせて250人以上が参加することが認定条件となる中、今回は約650人が参加。ギネス認定員が見守るなか、会場とオンラインをつないで一斉に食事を進め、見事にギネス世界記録に認定された。栄養を「学ぶ」だけで終わらせず、プロ選手の体験談を聞き、実際に食べ、さらに世界記録に挑戦する――。安藤財団が掲げる「食とスポーツは健康を支える両輪」との理念を、子どもたちが体験を通じて学ぶイベントとなった。

安藤財団では、スポーツ支援や食文化振興などを通じ、子どもたちの健全な心身の育成に取り組んでいる。

会場参加の親子連れもカレーメシを頬張った

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