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「新商品グランプリ」秋冬の頂点にカルビーポテト/日本アクセス

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「ごちそうミニハッシュ」が総合グランプリ 手軽さ×本格感を評価

右から日本アクセス佐々木会長、服部社長、カルビーポテト田崎社長、
日本アクセス宇佐美副社長、淵之上執行役員

日本アクセスは8月27日、本社(東京都品川区)で「新商品グランプリ2026年秋冬」の発表会を開催し、総合グランプリにカルビーポテトの「ごちそうミニハッシュ ポテト&炒めとうもろこし」を選出した。

同グランプリは、日本アクセスが年2回開催する展示会の販促企画。今回は過去最多となる84社・99商品がエントリーし、加工食品33品、飲料16品、冷蔵食品(洋日配)9品、冷蔵食品(和日配)8品、冷凍食品23品、アイス10品を対象に実施した。日本アクセス公式LINEの登録者から選ばれた一般消費者120人が審査員となり、東西フードコンベンション会場で全商品を試食。味や価格に加え、利便性やトレンド性など多角的な視点から評価した。

今回、総合グランプリに輝いた「ごちそうミニハッシュ ポテト&炒めとうもろこし」は、北海道産のじゃがいもととうもろこしを使用したハッシュドポテト。9月1日発売予定で、200g、429円(税込)。フライパンで少ない油を使って揚げ焼きにすることで、もちっとした食感と、とうもろこしのほのかな甘みを楽しめる。審査員からは「モチっとした食感ととうもろこしのほのかな甘味」「少ない油で揚げ焼きにできる点」が評価された。

同商品は冷凍食品部門でも1位を獲得。総合と部門の“二冠”となった。

「レンジだけ」に逆張り、3分のひと手間に価値
発表会で受賞コメントを寄せたカルビーポテトの田崎一也社長は、商品開発に2年を費やしたことを明かした。

冷凍食品でも電子レンジ調理が一般化する中、同社は国産馬鈴薯を使って「フライパンでできる最高の製品」を目指したという。田崎社長は、現時点ではこの品質を実現するために「ひと手間3分」かけてもらうことに価値があると説明。家庭で3分調理することで、「幸せの時間」を提供したいとの考えを示した。

さらに今回の受賞を、生産者と消費者をつなぐ商品としても位置付ける。
カルビーポテトでは、気候変動による高温・干ばつや集中豪雨など農作物を取り巻く環境が厳しさを増す中、生産者とともに馬鈴薯の産地分散・拡大を進めている。生産者が安心して作れるよう、一定の作付面積について生産物を買い上げる取り組みも行う。

ポテトチップスやじゃがりこだけではなく、冷凍食品という新たな出口を増やすことで、供給された馬鈴薯を無駄なく活用する。田崎社長は今回の受賞について、「生産者と、今回投票いただいている消費者の方をつなぐという意味で、本当に今回の賞は嬉しい」とし、馬鈴薯、ひいては農業の持続可能性につなげたい考えを語った。

「家庭でごちそう化」「超時短」など4つの潮流
今回の99商品を日本アクセスが分析したところ、秋冬の商品開発には4つの大きなトレンドが浮かび上がった。一つ目は、「家庭でごちそう化」。外食価格の上昇や専門店人気を背景に、名店監修や専門店品質など、家庭で外食級の味を楽しめる商品が増えた。
二つ目は、「超時短・調理レス」。電子レンジやワンステップ調理など、「作る」から「仕上げる」への変化が進んでいる。

服部社長

三つ目は、「ボーダーレス・世界の味」。韓国グルメをはじめ、アジアや欧米などの味が日常の食卓に入り込んでいる。
四つ目が、「さりげない健康軸」。植物性素材や高たんぱく、機能性素材などを取り入れながら、健康を前面に押し出し過ぎず、おいしさと両立する商品が目立った。
日本アクセスでは、上位入賞商品を分析した結果、消費者が評価したポイントとして「外食・専門店レベルの味わいや満足感」「調理負担の大幅な削減」「時短とおいしさの両立」の3点を挙げる。物価高やタイパ志向が強まる中、「楽をしたいが、食事の満足感は妥協したくない」という需要が、今回の受賞商品にも表れた。

日本アクセスの服部真也社長は、同企画が今回で第35回を迎えたことに触れ、一般消費者の商品体験・評価を発信することで新たな需要の創出と市場活性化を目指すと説明。今後は店頭販促や公式TikTokで受賞商品の魅力を発信し、商品提案や導入促進にもつなげる考えを示した。

入賞した商品が展示された

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