T2社トラックで東西間
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キユーピー神戸工場(KRS 関西SLC)
物流クライシスへの対応策として注目を集めている、自動運転トラックを用いた幹線輸送の実証実験が始まる。江崎グリコとキユーピー、キユーソー流通システム、T2が共同で、関東・関西間の高速道路一部区間において7月17日から開始する。
ドレッシング等のキユーピー五霞工場から同神戸工場への往路と、ポッキー等のグリコマニュファクチャリングジャパン神戸工場からグリコ所沢DC環への復路で、7月17日から4回(往復)を、T2社が開発したレベル2自動運転トラック(ドライバー乗車)を使用して行う。将来的にはレベル4自動運転トラック(自動運行装置が全運転操作を行う)を活用する上で、最も効果的な輸送オペレーション構築も検討する。
なお、T2社は昨年10月に自動運転トラック輸送実現会議(参画企業14社)を設立。今年1月には国土交通省や学術分野の有識者を交え、第1回会合を開き、自動運転トラックによる物流オペレーション成立と社会実装を目指し議論を進めている。
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