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ゴールド世代を深掘/三菱食品

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ダイヤモンドフェア開催

ゴールド世代に注目!最新シニア事情

三菱食品は7月23~25日の3日間、東京ビッグサイト西3・4ホールで総合展示会「ダイヤモンドフェア2024」を開催。経営層・部長クラス級を中心に約8,500人の取引先が来場した。

「食で創造する、持続可能な社会」を基に、『「ありたい未来」へ、共に歩く。』をメインメッセージに掲げた。会場では食品流通に関わる11の社会課題に対して、同社が考えた55のアイデアをパネル展示で訴求。出展メーカー数は前回比10%減の343社、総SKUは1899(前回比113.4%)、試食数は365(118.1%)。

最大の見どころとなる戦略ブロックでは、シニア層をクローズアップ。60~84歳のシニアを〝ゴールド世代〟と定め、60代、70代、80代の世代ごとにそれぞれの特徴を深堀した。ゴールド世代の人口は約3700万人。食糧費支出の約4割を構成する巨大なマーケットとなっている。そして、20年後にはゴールド世代人口はさらなる増加が予想される。独自の生活者調査にはキッコーマンや日清オイリオグループ、岩塚製菓らが参画した。

調査によると、60代にはシニアの自覚がなく、半数以上で収入があり、家族のための生活からの脱却が始まっている。また、70代では体力の衰えと高齢者として自覚し、視力の低下から買い物への関心が低下し、自らは節約してでも子や孫に美食を提供する。そして、80代は買物が運動と刺激的な役割を果たし、筋力の低下から調理意欲が減少、食も細くなる傾向が窺える。会場ではそれぞれに対応した提案が行われた。

また、テーマブロックでは「ウェルネス」「一食を価値あるものに」「食エコ」「地域創生」の4つのテーマからデリカ商材を交えながら提案。さらにソリューションコーナーでは武器となるデジタル施策〝DDマーケティング〟の事例紹介。メーカー展示は小売業の課題である「集客力」「販売力」「売場力」の3つを切り口に試食を交えながらの提案を行った。

この他、商品ブロックではオリジナルブランド、輸入オリジナルブランドを幅広く紹介。機能ブロックでは2024年物流問題をテーマに、先々の物流課題を解決するサステナブルSCMの提案。さらには海外、調達・開発、メーカーサポート等まで幅広く展示を行った。

なお、会場パネルはポイントや具体的な提案事例をアイコンで分かりやすく可視化し、展示パネルのデータは各コーナーに設置されたQRリーダーで入場証をスキャンすれば、当日夕方にダウンロードアドレスがメールで配信される「タッチで資料配信」サービスを実装。試食用の紙コップや紙皿・カトラリー、透明カップは環境配慮型容器を導入。物流センター廃棄物を活用した紙袋やごみ袋の使用。展示商品のフードバンク寄贈や、閉会後の展示パネルをリサイクルする取り組みも行うなど、展示会のサステナビリティ運営にも力を注いだ。また初めての試みとして、最終日に社員の家族も来場できる時間帯を設けた。

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2024年8月12日付

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