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コロナに怯えず酒類への思い伝える/国分グループ本社

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帝国ホテルで輸入洋酒展示会

万全の体制でボトルに触ることは禁止

国分グループ本社は7月15日に「2020年 輸入洋酒展示試飲会」を帝国ホテルで開催。同社が輸入販売する各国のワイン、ウイスキー、リキュールなど約300アイテムのほか、「缶つま」をはじめとしたオリジナル食品を取りそろえ料飲店関係者ら約500人が来場した。

同展示会は当初3月中旬に予定していたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で延期となっていた。開催に際し来場者全員に検温、アルコール消毒、フェイスシールドの配布のみならず、ボトルに触ることの禁止、会場内滞在時間約1時間を徹底。会場内の人数も制限し、ソーシャルディスタンスに努めた。

会見でマーケティング統括部長の杉野直起取締役常務執行役員は開催にあたり社内で相当議論したと説明。経済活動の活性化、酒類業界の早期回復、自粛ムードの払拭の必要性から、綿密な感染防止策を講じることで開催に踏み切った。

酒類業界は外食の落ち込みなど、いまだ回復には至らない。杉野部長は「来場者には不便をかけるが、実際に味わってもらう展示会は必要。コロナに怯えず開催できることを示し、国分の酒類に対する思いを伝えたい」と意気込みを語った。

展示会の見どころは、今年販売量15万c/s(前年比1.5倍)を目指すフランス・ナンバーワンワイン「ロシュ・マゼ」。ウイスキーでは「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2020」洋酒部門で最高金賞を受賞した「トマーティン30年」などを紹介した。

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