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食分野へ挑戦!デパ地下の味を毎月お届け/大丸松坂屋百貨店

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サブスク冷凍食品「ラクリッチ」誕生

ラクリッチ誕生!

大丸松坂屋百貨店は、冷凍グルメ宅配サブスクリプションサービス「ラクリッチ」を5月16日からスタート。老舗百貨店が長年培ってきた〝目利きバイヤーのネットワーク力〟を生かし、いつでもデパ地下品質の贅沢グルメが楽しめるサービスを提供する。

澤田社長

15日には都内で発表会を開き、ラクリッチ事業責任者でDX推進部専任部長の岡崎路易氏はブランド特長として「徹底した味わいへのこだわり」と「予期せぬ新しいモノへの出会い」を挙げた。取り扱うブランドは、「RISTORANTE HONDA」「西洋銀座」「おかず本舗 佃浅」「赤坂四川飯店 陳健一監修」などバイヤーが全国から厳選した25ブランドの料理。少量サイズの冷凍食品6~10品程度をセットにして毎月定期配送する。コースは、「ちょいリッチBOX」(税・送料込6500円)、「しっかりリッチBOX」(9000円)、「すごリッチBOX」(1万2000円)の3種類。

購入前にメニューの全容は見せず、一部の商品は非公開で届ける。その理由について岡崎部長は「お任せでおいしい出会いを提供したい」と届いた時の楽しみを演出する狙いを語った。会員数は初年度3000人、2025年までに売上高50億円以上を計画。将来的にはブランドの拡充、大丸松坂屋百貨店店頭や高級スーパーなど販路拡大、海外展開も検討しており「日本を代表する食のプラットフォーマーを目指す」考えだ。

同社はコロナを経てオンラインビジネスを強化している。21年にはファッションサブスクサービス「アナザーアドレス」、22年に化粧品通販「デパコ」を立ち上げいずれも好評を博している。ラクリッチは、オンライン施策の第3弾の位置付けとなり、澤田太郎社長は「百貨店の役割は、豊かな生活の提案。まさに食、おいしさとは幸せにつながる分野だ」と満を持しての食分野への挑戦に期待と自信をにじませた。

「ラクリッチ」サイト(5月16日正午~)
https://raku-rich.daimaru-matsuzakaya.jp/

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