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未発売食品を“先に食べる”新体験/日本アクセス

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クラウドファンディングサイト「サキニタベタイ」を公開

食品総合卸の日本アクセスは4月27日、未発売・開発途中の食品に特化した購入型クラウドファンディングサイト「サキニタベタイ」を公開した。一般流通前の商品を生活者が購入・体験できる新たなプラットフォームで、メーカーと生活者をつなぐ役割を担う。

■発売前の商品を体験、評価が商品化を左右
「サキニタベタイ」は、まだ店頭に並んでいない食品をいち早く購入し、実際に食べた感想や評価を投稿できる仕組みが特長。生活者は商品開発のプロセスに関与でき、メーカーは購入数やレビューを通じて市場の反応を事前に把握できる。
これにより、発売可否の判断や販売規模の設計、販促施策の検討までを一貫して支援。将来的には、生活者のアイデアを起点とした商品開発など、より“マーケットイン”型の取り組みへの発展も見込む。

■背景に「新商品が売り場に届かない」課題
近年は、物価上昇やニーズの多様化により、メーカーは開発リスクが増大。小売業でも新商品の導入判断が難しくなっている。また、消費者の購買行動はタイムパフォーマンス志向が強まり、売れ筋商品への集中が進む傾向にある。
こうした環境下では、本来は魅力ある商品でも、十分な認知や体験機会を得られないまま市場から消えてしまうケースが少なくない。同サイトは、こうした課題を解決する新たなソリューションとして位置付けられる。

■日本アクセスの強みを活用
日本アクセスは、全国約1万社のメーカーと約2千社の小売・外食を結ぶ食品流通ネットワークを持ち、常温・冷蔵・冷凍の全温度帯に対応した物流機能を備える。
「サキニタベタイ」では、この基盤を活かし、流通前段階で需要や評価を可視化。“売れる前に売れる確信をつくる”新しい商品開発プロセスの実現を目指す。

■第一弾は高校生考案の冷凍おにぎり
サイトオープン時には、第1弾として高校生がレシピを考案した冷凍おにぎり3種を掲載。若い世代ならではの発想を取り入れた商品として注目される。
今後は、同社のアクセスブランド商品や開発関与商品に加え、メーカーのナショナルブランド商品などへ展開を拡大していく予定だ。

■サイト概要
サキニタベタイ URL:https://sakitabe.nippon-access.co.jp/
公開日:4月27日(月)13:00

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