〝BEYOND LUXURY〟掲げ、新たな価値を発信

新ランドマーク「クオーツ心斎橋」
大阪・ミナミの中心地、心斎橋に新たな大型複合施設「クオーツ心斎橋」が4月25日にグランドオープンする。開業に先立ち4月22日、メディア向け内覧会が開催され、施設の全容が公開された。御堂筋と長堀通りが交差する好立地に誕生する同施設は、商業・オフィス・ホテルを備えた新たなランドマークとして注目を集める。
施設コンセプトは「QUARTZ(石英)」。心斎橋エリアの華やかな文化や街のイメージを結晶のように凝縮し、時代を超えて発信していくという想いが込められている。地下2階~地上6階が商業フロア、8階~14階がオフィス、16階~28階がホテルという構成だ。
商業ゾーンでは「『BEYOND LUXURY』ひとつ先の豊かさ」をテーマに、従来のラグジュアリーの枠を超えた価値を提案。関西初出店となる酒類・酒器専門店「今未」や、人気ブランドの新業態「PATISSERIE GIN NO MORI Ludique」など、話題性の高い店舗が揃う。ターゲットは幅広い年齢層で、インバウンド比率は約30%を見込む。5階にはレストランを集積し、ミナミの〝食〟の魅力強化にも寄与する構えだ。
上層階には宿泊施設「ザ・ゲートホテル大阪 by HULIC」が入る。全223室と同ブランド最大規模を誇り、主力客室「CLASSY」では大阪市街のダイナミックな景観を一望できる。最上階にはラウンジやルーフトップバーも設け、観光・ビジネス双方の需要取り込みを図る。
敷地面積は約3289㎡、延床面積は約4万6226㎡。地上28階・地下2階、高さ131.7mのスケールで、心斎橋の新たな象徴となりそうだ。
「ビオラルクオーツ心斎橋店」も出店

ビオラルクオーツ心斎橋店
地下2階には、ライフコーポレーションが展開するナチュラルスーパー「ビオラルクオーツ心斎橋店」が出店。ミナミエリア初進出となり、駅直結の利便性と相まって注目度は高い。
売場面積は約275㎡で、「オーガニック・ローカル・ヘルシー・サステナブル」を軸に約3500品目を展開。ランチや帰宅時のテイクアウト需要を見据え、サンドイッチやスムージー、米粉ドーナツなど店内調理の軽食を強化したほか、9席のイートインスペースも設けた。
総菜はサテライトキッチンを活用し品質を高め、全111品をラインアップ。このうち約30%をドリンク・スイーツ・サンドイッチなどの強化カテゴリーが占める。また、プライベートブランド「BIO-RAL」からは新商品40種類を投入。グルテンフリーや低糖質志向、さらには「ゆる腸活」「ゆるグルテンフリー」「ゆる薬膳」といったトレンドにも対応し、健康志向の高まりに応える。
地元連携にも力を入れ、心斎橋や堀江エリアの店舗商品も取り扱うなど、地域密着型の売場づくりも特徴。三浦教興店長は「日々の食生活を見直すきっかけを提供できれば」と話し、1日1000人の来店を目標に掲げる。
2016年の1号店開業から10周年を迎えたビオラルは、今回の出店で全14店舗(首都圏8店舗・近畿圏6店舗)に拡大した。
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