1時間で170食が完売
初の企業向けラブベジ活動。神戸では神戸製鋼所と連携
味の素が野菜摂取を呼び掛ける「ラブベジ」プロジェクトの一環で、大阪支社は2月27日〜3月31日まで、神戸市民の野菜摂取量拡大に向けた「ＫＯＢＥ野菜をもっととろうよ！」キャンペーンを開催中。
これまで同様、神戸市と連携し小売業店頭でレシピブックの配布などを行う一方、今年は初の試みとして神戸製鋼所神戸総合技術研究所（神戸市西区）で2月27日〜3月10日の期間中、ラブベジイベントを開催。従業員食堂にラブベジ定食「カラダ想いセット」を提供したほか、野菜重量計量体験、ＬＬＣ社のベジメータを活用した野菜摂取量の測定、調理動画放映などを行った。
同研究所は2017年から「こころとカラダのヘルスプロモーション活動」に取り組み、特に食による健康提案については、食堂を運営する神戸フーズと健康メニューの提案に注力。味の素が神戸市とラブベジ活動を行う中、神戸フーズがラブベジメニューに注目し今回のイベントが実現。
1日当たり約500人が利用する食堂では、公開取材日である9日のからだ想いセット「蓮根ハンバーグ」（170食）が1時間で完売するほどの人気を見せ、従業員の健康への関心の高さをうかがわせた。研究所では今後も味の素と連携した健康提案は継続したい意向を示している。味の素は当面、ＢtoＢのラブベジ活動を事業化する予定はないが、企業向けの提案活動は強化する方針。
WEB限定記事
