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居心地と機能性充実!激戦区・池袋で巻き返し/ポッカクリエイト

投稿日:2019年7月12日

旗艦店「カフェ・ド・クリエ サンシャイン通り店」を全面刷新

次世代型店舗を積極提案する

ポッカクリエイトは主力業態「カフェ・ド・クリエ」の旗艦店「カフェ・ド・クリエ サンシャイン通り店」を7月12日にリニューアルオープンした。「居心地」「機能性」をテーマに、次世代型店舗を提案する。オープン前日に報道陣に公開され、上野修社長が概要を説明した。

同店は東京・池袋の中心地に位置し全国の「カフェ・ド・クリエ」の中でも売上、約200の席数ともに最大。しかし近年はカフェ激戦区として競合店も増加し売上は減少傾向にあり、テコ入れ策としてリニューアルに踏み切った。

上野社長はCS、ESの向上に注力する

リニューアルポイントについて、上野社長は「老朽化した店舗をきれいにするだけでなく、時代のニーズに応じた機能面を充実させた」と強調する。注目は来店客の目的に合わせ、居心地良く時間を過ごせるようにした工夫。店内を打ち合わせ、テレワークにも使える「ビジネススペース」、落ち着いた時間が過ごせる「くつろぎスペース」、一人でもゆっくりコーヒーが楽しめる「カフェスペース」と3つのエリアに分けた。店内全面でフリーWi―Fi、随所にコンセントも設置しモバイルワークにも対応。

居心地の良さを強化する中で、壁面にプロジェクションマッピングを活用した「動く絵画」や、来年4月施行の受動喫煙防止条例に向け店内2カ所に空気清浄機を備えた喫煙スペース「スモークポイント」も設置した。

メニューは従来のコーヒーなどのドリンク類、軽食に加え、「カフェ・ド・クリエ」2店舗目となるアルコールメニューを平日17時以降、土日祝日は終日で提供。グループ会社サッポロビールのビール「ソラチ1984」、スパークリングワイン「ポールスター」などを用意し、夕方以降の来店客増加を狙う。

さらに広い店内でスピーディーにメニューを提供するために、ビーコン(電波発信機器)を埋め込んだ番号札とタブレット端末を活用しオペレーションを効率化。

今後の外食産業にはCS(顧客満足)、ES(従業員満足)の両面の向上が求められる中で、「次世代型カフェ・ド・クリエとして、FC店、デベロッパーへの提案も強化していきたい」と、上野社長は意気込みを見せた。

〈店舗概要〉東京都豊島区東池袋1-10-1住友池袋駅前ビル1F▽営業時間7~22時30分▽席数193席

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