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業務用レギュラーコーヒーに本格参入/ネスレ日本

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自家焙煎カフェに画期的サービス開発

プジェ常務㊨と店舗でメニュー監修した粕谷氏

ネスレ日本が、業務用レギュラーコーヒー市場に本格参入する。外食店向けに焙煎したてのプレミアムコーヒーが手軽に楽しめる新サービスを3月23日から開始し、レギュラーソリュブルコーヒーでは補えなかったカフェ業態を取り込む。

新サービス「ROASTELIER by NESCAFÉ」(ローステリア バイ ネスカフェ)は、焙煎機、コーヒー豆、販売サポートを三位一体で提供。業務用焙煎機を設置するには高額な投資、スペースの確保、焙煎技術の習得が必要とされる。しかし今回、幅103㎝×奥行き117㎝×高さ104㎝のコンパクトサイズの焙煎機を開発。1回250gの小ロット、タッチパネルの簡単操作、約10分の短時間で焙煎でき、煙、粉塵も自動吸引するため排煙工事も必要ない。メンテナンスも毎日約20分の清掃だけで、定期点検を年2回無償で行う。

小型焙煎機を開発

シングルオリジンコーヒーを用意

コーヒー豆は、専用のシングルオリジンを用意。「ブラジル」「コロンビア」「エチオピア」のほか、10月まで期間限定で「ブルンジ」をラインアップする。いずれも独自のプライムロースト技術で、生豆をプレロースト(事前焙煎)し水分調整することで品質を一定保持。パッケージのQRコードを焙煎機で読み取ると、豆ごとに最大6通りの焙煎レシピが選べる。焙煎したてのコーヒー豆から抽出する華やかな香り、鮮やかで広がりのある豊かな味わいが楽しめる「Freshly Roasted Coffee」を提案する。

対象となる外食店は、焙煎機、フィルターのセットを月額税込4万4000円のリース代と、コーヒー豆の購入で利用できる。初年度はサードウェーブなどコーヒーにこだわるカフェや、カフェの併設を検討するベーカリーなどで50台の導入を計画。今後はホテル、レストランでも採用を目指す。

新サービスはグローバル展開しており、日本は先行する欧州2カ国に次いで3カ国目。コーヒーに対する文化や多様性、感度の高さが決め手となった。飲料事業本部長のジェローム・プジェ常務執行役員は、サービス初日のオンライン会見で「コーヒーの常識を変えるサービス」と事業の成功を願う。小規模カフェでも導入できる画期的な取り組みだとし、香りが断然違う自家焙煎コーヒーがより手軽に提供できる機会を創出する考えだ。

また27日からは、新サービスの世界観が体感できる旗艦店「ROASTELIER by NESCAFÉ三宮」をオープン。「シグネチャー ブレンド ドリップ」「ラテ」(各550円~)など全メニューを、コーヒー抽出の世界大会チャンピオンの粕谷哲氏、ラテアートの世界大会チャンピオンの下山修正氏が監修した。

【店舗概要】所在地=兵庫県神戸市中央区御幸通7-1-15▽営業時間8~20時(LO19時30分)▽席数40席。

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「ROASTELIER by NESCAFÉ」
ブランドサイト:https://www.nestleprofessional.jp/beverages/roastelier
コンセプト動画:https://youtu.be/mEkqvgQvi4c

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