「餃子」で国民に訴求?
農林水産省は、食と農のつながりに着目した国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」を10月28~29日、広島市の広島城周辺で開催される「ひろしまフードフェスティバル 秋の大収穫祭」で実施。イベント「食から日本を考える。NIPPON FOOD SHIFT FES.広島」で国民に訴求する。
同省では、食の外部化・簡便化が進む中で、消費者と農業や農村との距離が広がり、身近に感じることが少なくなってきていることに懸念。もっと身近に考えてもらおうと、お互いが交わることで食への新たな気づきや発見を促し、意識や行動を変えていくためのきっかけづくりを目指す。
そのため身近な食である「餃子」をイベントで活用。〝食〟が〝交わる〟と書いて「餃子」。
ニッポンフードシフトの推進パートナー「餃子の王将」と、餃子会のレジェンド パラダイス山元氏考案の広島県ご当地タレのセットを限定で販売する。もはや国民食でもある「餃子」の食べ方を通して、我が国の食をめぐる課題等について考えていく。
また「広島県から、ニッポンフードシフト」として、地元放送局のアナウンサーとZ世代の地元大学生が、生産現場を 取材した際の貴重な体験について、現場の生産者も交えてのトークセッションや、荒川弘先生の農家エッセイコミック「百姓貴族」のパネル展示、ニッポンフードシフトの活動を解説した動画「餃子から日本を考える」等を上映。今後は熊本、大阪でもイベントを開催予定。
【ニッポンフードシフト公式サイト】 https://nippon-food-shift.maff.go.jp/
【NIPPON FOOD SHIFT FES.広島 特設サイト】 https://nippon-food-shift.maff.go.jp/fes/hiroshima20231028/