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THE FOOD WEEKLY

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風土改善で多様性認知を/食品6社共催ダイバーシティフォーラム

投稿日:2019年2月12日

SPIRAL UP! 〜勝ち続けられる組織とは〜

パネルディスカッションで会場からの質問に回答

長時間労働や待遇の改善など働き方の見直し機運が高まる中、サッポロホールディングス、ニチレイフーズ、日清製粉グループ本社、森永製菓、森永乳業、ロッテは2月8日都内でダイバーシティフォーラムを共催。各社経営陣らが出席し、有識者による講演を通じ今後の働き方を考える機会となった。

6社は人事担当者同士の交流をきっかけに、2016年からダイバーシティ推進活動を展開。当初は「女性の活躍推進」を主目的にしていたが、議論を重ね女性に限らず社員一人ひとりが力を発揮し、新たな価値を提供し続けられる活気溢れる業界にしたいと考えるようになった。

そのためには根底となる「ダイバーシティ&インクルージョン」(多様な人材の違いや差を認め、活かし合うこと)の浸透が重要と理解。そこで業界、自身のアンコンシャスバイアス(無意識の思い込み)に気付き、行動変革につなげる機会が必要としフォーラムの開催に至った。

今回のテーマは「SPIRAL UP! 〜勝ち続けられる組織とは〜」。会場には各社の経営陣ら約500人が参加し、ライブ中継も行い各社の拠点でモニター視聴も行われた。

第1部の基調講演では2人の有識者が登壇。男性学の研究者として知られる大正大学心理社会学部人間科学科の田中俊之准教授=写真上=は、「男が働かない、いいじゃないか!」を講演。男性は学校を出たら就職し定年まで働き続けるという常識を見直す時代だと主張し、「常識をリセットし、男性の育児休業など新しい働き方を推進すべき」と提起。今後、企業は生涯未婚者、離婚者、同性愛者の存在を認めることも必要だとし、上司には「フラットな目線で部下を見て円滑に業務遂行できる柔軟性が求められる」と訴えた。

続いてサイボウズの青野慶久社長=写真下=は「100人いたら100通りの働き方 チームで組織を強くする」を講演。青野社長は同社起業時、忙しい業務内容から離職率が28%に高まったことを反省し社員の声に耳を傾けるようになった。そして、希望する働き方を聞いたところ「週三日勤務」「副業可能」など多少困難な意見もあったが、取り入れて多様な働き方を実行。当初は不安もあったが次第に社員のモチベーションが向上し離職率は5%にまで低下、収益も上昇を続けるようになった。

多様な働き方には社内の制度、ツールの整備に加え、社内風土改善が必須と強調。「社員には公明正大で高い責任感、自立的な行動を徹底することで、多様な働き方を認める風土を図ってきた」とこれまでの経緯を説明した。

第2部のパネルディスカッションでは田中准教授、青野社長が会場からの質問に回答。多様な働き方について社員の意識は高くても上司の実行力が低いといった意見に、青野社長は「経営者の意識改革が必要。経営者が覚悟を持って取り組めば多様な働き方は実行できる」と断言した。

会場では各社人事担当者も会見。ニチレイフーズ人事部日比野栄司部長は「社員の多様性を尊重し、新しい価値観を醸成したい」と語った。

社員の多様性を尊重すると語るニチレイフーズ日比野部長(左から2人目)

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