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冷凍ラーメン好発進/テーブルマーク~食の挑戦⑪~

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麺カテゴリー底上げ図る「まるぐ」シリーズ

阿部氏

テーブルマークが、9月1日から新発売した冷凍ラーメンの「まるぐ」シリーズが好調な売れ行きを見せている。こだわったのは〝具の満足感〟。専門店にも引けを取らない、高品質でたっぷり楽しめる量に着目した。開発を担当したのは、20年以上マーケティング分野で手腕を振るってきた阿部克也氏。長年冷凍うどん市場をけん引する同社だが、今回をきっかけに麺カテゴリー全体の底上げを図りたいと語る。

―開発背景について。
冷凍ラーメンは、本格的な味わいが簡単に楽しめ完成度が高い商品として市場も拡大している。しかし調査すると、消費者インサイトとして具材に対して物足りなさを感じていることが分かった。そこで具材がたっぷりのラーメンにチャンスがあると判断し、構想から約2年をかけ開発した。

―こだわった点は。
たっぷりの具材による食べ応えを目指し、チャーシューなどの肉系と野菜の量にこだわり、当社だけでなく専門店の意見も取り入れた。チャーシュー、鶏スライス、鶏団子など5種類の具材が入る「まるぐ 鶏コクラーメン」は「らぁ麺やまぐち」に。白菜、ニラなどの野菜と鶏スライスが入る「同 えび香る魚介ラーメン」は「麺屋武蔵」にそれぞれ監修していただいた。
両店ともラーメンに対する熱意が非常に高く、試作、試食を幾度となく繰り返し厳しい意見も頂戴した。そうした要求に応えようとワンチームで開発に挑み、具材だけでなく、麺、スープとも高品質な三位一体となったおいしさに仕上がり、完成したときは喜びもひとしおだった。我々が想定していた品質のレベルを、監修店が引き上げてくれたと感謝している。

―売れ行きについて。
発売に合わせDJ KOOさんを起用したプロモーションを展開し、売り場でもパッケージの「ぐ」の文字が目立つため手に取ってくれる人が多く、過去の新商品の中でもトップクラスの好調な出だしとなっている。発売後の調査でも味わいの評価は高く、あまたある冷凍ラーメンの中でも「まるぐ」だから食べたいという存在にしていきたい。
テーブルマークは冷凍うどんのトップメーカーとして高い技術力を持つが、今回の開発を通して冷凍ラーメンの技術も向上した。今後はうどんに限らず、ラーメンでも様々な商品にチャレンジし「冷凍麺のテーブルマーク」としてのポジションを築いていく。

2023年10月30日付

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