業務用・ペット加え初の総合展示会に
三菱食品は6月1日、東京都内の本社で「ダイヤモンドフェア2026」の開催概要を発表した。同フェアは6月30日から7月2日までの3日間、幕張メッセ国際展示場ホール4~6で開催し、約1万3000人の来場を見込む。今回から業務用展示会とペット関連展示会を統合し、同社として初の総合展示会として開催する
フェアのテーマは「総合力で食の未来へ」。従来の一般食品に加え、業務用商品やペット関連商材を取り込み、商品提案と機能提案を融合した展示を展開する。会場規模も従来からおよそ2倍となる、約2万㎡のスペースを活用する。
説明会で三菱食品の山根隆幸常務執行役員商品統括=写真左=は、「社会環境変化が激しい中、食品流通が直面する事業課題を捉え、お取引先の課題解決につながる提案を各コーナーで多数用意した」と述べた。また、「総合展示会として規模を広げ、業務用やペットフードを加えたほか、機能軸ではグループ機能も含めた提案を行う」と説明した。
会場は「戦略」「売り場・MD」「機能」「商品」「フードサービス」の5エリアで構成する。戦略エリアでは、食品流通業界が直面する事業課題を6つの大項目、22の課題に整理し、課題解決型の提案を行う。また生活者研究の成果を発信する「生活者Labo」では、「働く生活者」をテーマに、6つのセグメントに分類した消費行動や食品ニーズを紹介する。
売り場・MDエリアでは、「新規顧客獲得」「顧客満足度向上」「客単価アップ」「気候変動対応」の4テーマで売場提案を実施。加えて、成長を続けるペット市場に着目した「ペットライフ」コーナーも設置する。
商品統括企画推進グループの加福章人グループマネージャー=写真右=は、「今回は従来の生活者動向中心の提案から一歩進め、お取引先の事業課題を起点とした課題解決提案を強化した」と強調。「来場者が目的に応じて効率的に回遊できるようゾーニングを工夫した」と語った。
機能エリアでは、DDマーケティング、デジタルソリューション、SCM、海外事業の4分野を紹介する。デジタルソリューションでは、サプライチェーン全体の最適化や流通情報基盤の活用を提案。SCM分野では物流ロボットや自律走行搬送ロボット(AMR)の実機展示も行い、省人化や物流効率化への取り組みを訴求する。
商品エリアでは、国内外のオリジナルブランドを展開するほか、地域創生コーナーを大幅に拡充。自治体との共同開発商品や地域活性化の取り組みを紹介する。メーカーソリューションコーナーには約2倍となる86社が出展し、新商品や主力商品の提案を行う予定だ。
また、外食産業向け展示を統合したフードサービスエリアでは、人手不足や原材料高騰といった業界課題への対応策を提案する。ライブキッチンを設置し、プロの料理人による実演も実施する
今回から新たな取り組みとして、会場内を効率的に回れる「デジタルマップ」と「ルート検索機能」を導入。事前に展示内容や出展企業の位置を確認できるほか、来場目的に応じた推奨ルートも提示する。
山根常務は「ダイヤモンドフェアを通じて、お取引先の課題解決に貢献し、食の未来づくりの一助となる提案を続けていきたい」と述べた。
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