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日本サブスクリプションビジネス振興会が発足

投稿日:2019年1月26日

定額制で収益の安定化図る

サブスク業界の右肩上がりを表現

近年定額制の商品販売やサービス提供を行うサブスクリプションビジネスが注目される中、さらなる発展を目指し「日本サブスクリプションビジネス振興会」が発足。1月23日都内で開いた会見には理事全員が集り、佐川隼人代表理事(テモナ社長)=写真=が発足の経緯を語った。

アメリカ・シリコンバレーを中心に世界中でサブスクリプションビジネスが拡大。国内でも野菜やパン、酒類、衣類など多岐に渡る業界で採用され、収益の増加と安定化が期待されている。

そこで同振興会はリピーターによる定期的な取引により、売り上げが安定するストック型のサブスクリプションビジネスの振興を目的に昨年12月に発足。業界の第一人者の企業が集結し、事業者側と支援側が一体となり各種業界に情報やノウハウ、事例を提供し日本市場での浸透、活性化を図る。入会費、年会費は各1人5万円(税別)で月例会やイベントを用意しメンバー同士の交流、支援を行う。

佐川代表はかつてシステムエンジニアとして起業するも、受注生産による収益の不安定さに悩まされ続けた。しかし、2008年に立ち上げたシステム製品開発のテモナでは、リピーターの概念にこだわった定額制のサブスクリプションビジネスを採用し収益が安定化。「私はサブスクに助けられ今がある。サブスクの可能性はどの企業にもあり、是非多くの方に知ってもらい支援したい」と熱い思いを語った。

今後は「サブスクへの興味があれば入会者の職種は問わない。3月までに会員を300人にしたい」と展望した。

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