“笑顔で結ぶお好み焼の輪”をテーマに

今年も盛大に行われたお好み焼フェア

戦後80年。復興はお好み焼とともに
オタフクソースは6月17、18日に広島市中小企業会館で「お好み焼提案会25」を開催。地元を中心とした飲食店など2400人以上(お好み焼店約460件)が来場した。
“笑顔で結ぶお好み焼の輪”をテーマに掲げた。今年は戦後80年の節目に当たり、復興と共に歩みを進めたお好み焼を通じて地元広島ならではの「お好み焼文化」を発信。これからも多くの笑顔と幸せが広がるよう願いを込めた。
広島県内の各地に見られる「ご当地焼き」13種のうち、最もスタンダードな広島お好み焼や今年5月に誕生したばかりの「東広島焼き」など10種の試食ブースを展開、地域の魅力的な味わいを紹介した。
それぞれ地域の産品を取り入れたメニューで、府中市の「備後府中焼き」のように定着しているものもあれば、安芸高田市の「あきたかた焼き」のように昨年誕生したばかりのご当地焼きもある。これらを一度に食べ比べできるとあって会場は大きな盛り上がりを見せた。こうしたメニューを全国や世界に発信することが、食文化の継承や地域活性に貢献することは間違いなく、今後も注目のポイント。
このほかインバウンド向けにグルテンフリーに特化したメニュー提案や販促物を紹介。また、顧客へのアンケートをもとに、人手不足や食品ロス軽減につながるメニューとしてキャベツの芯など余り野菜の活用法、お好みソースの汎用レシピを提案。地産地消では広島近郊7大野菜の小松菜、広島湾7大海の幸の牡蠣を使用した「広島まみれカキコマdeピッツァ」などを訴求。SNS活用では、集客ライティングのコンサル講師を招き講演会を実施。
全体で提供した試食メニューは27種、協賛企業は17件が出展。グループ企業3社が出展した。また、恒例のアイデアメニューコンテストも行われた。
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