THE FOOD WEEKLY

TOP NEWS 展示会

東西で秋季展示会/日本アクセス

投稿日:

両会場変更も成功裏に

東日本会場

西日本会場

日本アクセスは、〝変革と挑戦〟をテーマに「秋季Food convention2024」を東西で開催。両会場合わせて、およそ2万人の来場者で盛り上がりを見せた。

例年使用していた両会場が改修時期にあたり、東日本は東京ビッグサイト西1・2ホール(7月17・18日)、西日本は神戸国際展示場1~3号館(7月25・26日)での開催となった。来場者数は東日本で1万3300人、西日本で7700人と例年並み。出展メーカー(東日本513社、西日本546社)の協力もあり、両会場とも成功裏に終えた。なお、今年は日本アクセス社員全員がネクタイだけでなくジャケット未着用によるクールビズ対策を行った。

会場では毎回好評のトレンド予測をはじめ、ロジスティクス、リテールソリューション、情報卸といった同社のマーケティング力をアピール。秋冬新商品が一堂に揃う展示コーナーや、人気の販促企画「新商品グランプリ」での試食は来場者の列が絶えなかった。メーカーブースはもちろん、グロサリー・フローズン・チルドの各分野での独自提案に加え、北海道と沖縄は物産展、ノンフードビジネスも提案の幅を広げた。さらに各会場の独自企画では、東日本が離島プロジェクト、西日本はフローズンマーケットを展開した。

この他、加工食品分野では「朝食向上委員会」が発足。朝食市場約14兆円における欠食率(約1・7兆円)を、メーカー・小売業を巻き込みながら活性化していく。カゴメやキユーピーといった大手NBを中心に20社強が参画した。

アクセスブランドでは、フローズンの弁当やワンハンドおにぎりへの品質評価が高かった。また加工食品では8月1日から同社が先行販売する「リンガーハットの鍋スープ」や、ワールドバリスタチャンピオン井崎英典氏が監修した「井崎英典監修コーヒーバッグ」(9月発売)、乾物・乾麺では「銀座篝 鶏白湯Sobaセット(2食入り)」や、「池森そば二八の極み」等が好評。菓子ではBASEFOODが初出展し、来場者から注目。酒類では「チル酒」の提案を軸に、酒類業界で課題となっている瓶不足への対応として、日本酒缶を提案した。

チルドでは〝圧倒的チルド〟を掲げ、9つのカテゴリーに分けた独自提案を行った。グループ会社ワンダーチルディアの新商品やUCC上島珈琲のアクセス専売品などを訴求。フローズンでは、フローズントレンドを略して〝フロトレ〟と題し、イチオシ商品や共感を得られる売り場づくり、体感販促を企画した。好評「チン!するレストラン」では、来場者から次回開催場所のヒアリングも行われた。

また、秋季新商品やアクセスの提案がチェックできる「WEBガイドブック」が両会場で初日にオープン。7月23日には東北エリア提案商談会が協同組合仙台卸商センター産業見本市会館さんフェスタで開催された。

来春のFood convention開催予定について、東日本会場は開催場所を変更。さいたまスーパーアリーナでの開催は来夏を予定している。

 

2024年8月5日付

-TOP NEWS, 展示会,

Copyright© フードウイークリーWEB|週刊食品 , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.