テークアウト対応モデルなど価値・店づくり・健康提案
ユーシーシーコーヒープロフェッショナル(UCP)は7月27~28日、業務用展示会「UCC SmileFesta 2021」(神戸会場)を開催。コロナ禍で再三延期したが、90社が出展、700人が来場した(東京・名古屋・神戸の3会場計で5500人)。
入り口付近のパネルでは、オンライン(同日付けでオンラインID数は1480人)とリアルの展示会の連携や市場環境・予想などを紹介。得意先をサポートするポイントは「トキメキ消費」(価値のある店づくり)、「ボーダーレス化」(テークアウト対応のカフェモデルやデジタル化)、「健康ニーズ」(ポリフェノール摂取)。従来の製品訴求が中心の提案から、トレンドベースの展示会に仕上げた。
テークアウト業態へシフトする際のモデル店舗をパッケージで提案=写真。営業人員数に合わせた品ぞろえの紹介やレジ横での菓子販売も推奨した。家庭での飲用を見越し、タンブラーを置くなど、業務用・家庭用を併せた提案も。
このほか抗酸化作用の高いポリフェノールの摂取に1日3杯の飲用を推奨したほか、プロテインと絡めた説得力の高い健康提案も実施。昨年以降、激変する得意先へのサポートとしては、アナログ発注のデジタル化、大容量品から個包装商品へのシフトによる効率化を推奨した。
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