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遊び心あふれるメニューが話題/東急ホテルズ

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南御堂・真宗大谷派難波別院の寺院山門と一体形式のレストラン

遊び心のあるメニュー

大阪御堂筋沿いの大阪エクセルホテル東急内にあるレストラン「MIDO RESTAURANT PIC*NIKA」(運営:東急ホテルズ)は、南御堂・真宗大谷派難波別院の寺院山門との一体形式を採用した日本初の形式としてホテル業界・仏教会等から注目を集めている。

同ホテル・レストランは、積和不動産関西が開発した積和不動産関西南御堂ビル内で11月1日から運営を開始。店が本堂を見下ろす位置にあることから当初は批判的な意見も出たが、寺院の新たな有り方としての理解も進んでいる。

「MIDO RESTAURANT PIC*NIKA」は山門の上にあるからと言って全く固いイメージはない。コンセプトはピクニックとNEOファミレスだ。バーベキューを想起させる串焼きグリルや、飯盒で炊いたパエリア風ごはんの他、ファミレスの定番となるエビフライやハンバーグ等を、遊び心を加えてリバイバルした。

料理の総監督はアメリカ歴代大統領の晩餐会総料理長を歴任した山本秀正氏。ピッツアの監修は世界最優秀ピッツア職人の称号を得た牧島昭成氏が務めた。さらに同レストランの角房直記シェフが独創的なメニュー作りに腕を振るっている。

中でも斬新なメニューは「特製レモンカルボナーラ レモスコを添えて」(1058円)。レモンの輪切りを敷き詰めた見た目のインパクトに加えて味も抜群。生パスタにレモンが香るカルボナーラソースをかけて、さっぱりとした味わいに仕上げた。レモン調味料レモスコをかけてさらに酸味をアップするのも有りだ。

抜群のSNS映えで人気№1なのが「特大有頭海老フライ」(1967円)。世界最大級の海老「皇帝の海老」の周りをクリームで包みクリームコロッケ風海老フライに仕上げた。ソースはしば漬けの入ったタルタルソースを使用した。

この他、小麦粉にこだわった牧島氏監修のピッツア「マルゲリータ」(728円)、アウトドア感あふれる「オレンジ香るシーフードのパエリア風 飯盒ごはん」(1802円)など。

【MIDO RESTAURANT PIC*NIKA概要】住所:大阪府大阪市中央区久太郎町4-1-15大阪エクセルホテル東急17階▽席数:112席▽営業時間:朝食6時半~10時、ランチ11時半~15時、ディナー17時~22時▽平均単価:ランチ1300円、ディナー3500円

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