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新型コロナで取扱高4倍に躍進/出前館

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サービス価格延長で攻勢かける

新型コロナの影響が長引き、フードデリバリー市場が好調だ。テレワーク中には約7割の人が出前を利用するなど、利用頻度が急増している。日本の出前サービスのトップランナー「出前館」(出前館)も、今年4~6月の「シェアリングデリバリー」の取扱高が前年比で4倍となる大躍進。都市圏だけでなく地方での事業展開を加速させており、ダウンタウンの浜ちゃんを起用したテレビCMでも好感触を得た。

サービス延長で攻勢へ

そこで同社は一層の規模拡大に向けてさらに攻勢をかける。現在実施中の利用価格に関するサービス(飲食店舗向け)を12月31日まで延長し、飲食店の新規出店を促す。

サービスの内容は初期制作費用の無料化と、配達代行手数料(税抜き商品代金に対する)を30%→23%にして7%助成する。またサービス後に店舗が支払う料金は、税抜き商品代金に対してサービス手数料の10%が必要。キャッシュレス決済の場合、クレジット決済手数料が掛かる。

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