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なだ万監修の介護食で食べる意欲と楽しさ/アサヒグループ食品

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だしや素材にこだわる4品が登場

「バランス献立」ブランド初のなだ万監修商品㊧

アサヒグループ食品は「バランス献立」から、ブランド初となる老舗日本料理店「なだ万」監修の介護食4品を3月2日から発売。

新商品は舌でつぶせる区分から「なだ万監修 かに入り茶碗蒸し」(80g、300円)、「同 鯛と野菜の煮こごり」(72g、同)、かまなくてよい区分の「同 なめらか茶碗蒸し」(60g、270円)、「同 鯛だしの煮こごり風」(同)をラインアップ。鰹節やさば節など4種の混合だしと、カニや鯛などのエキスを使用。素材のうま味やだしにこだわり風味豊かに仕上げた。電子レンジ対応だが、そのままでも食べられるカップ入り。常温での長期保存が可能で災害時の非常食としても活用できる。

林ベビー&ヘルスケア事業本部ベビー&ヘルスケアマーケティング部長

2月18日には本社で新商品発表会を開催。林和弘ベビー&ヘルスケア事業本部ベビー&ヘルスケアマーケティング部長は介護食市場の拡大とともに「当社の介護食品売り上げはこの10年間で約15倍、19年は前年比124%と大きく伸長した一方、使用への抵抗感などから介護食品全体の認知率は30%と低い」と指摘。そこで同社は、料亭のこだわりの味を介護食で商品化することで、利用者に食べる意欲や楽しさを提供するとともに、介護者のモチベーションにもつながる商品を提供したいとの思いから、同ブランドで初めてなだ万に商品開発監修を依頼。1年間の開発期間を経て発売に至った。

販売チャネルのドラッグストア、GMS、スーパーなどを中心に、定番棚置き展開や吊り上げじゅう器を店頭に設置。商品のこだわりなどを想起させる売り場づくりを提案し、介護食カテゴリー全体の認知拡大とトライアル喚起を図る。バランス献立ブランド(介護食)の20年販売目標は前年比116%を目指す。

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