第１回全国学生パイコンテストを開催
日本パイ文化財団は第1回全国学生パイレシピコンテストを開催。5月から応募を開始し合計963作品が集まった。8月23日には大阪ガスハグミュージアムで、二次審査を実施し東京製菓学校のチーム「パイオニア」が製作した「大学芋風フロランタンパイ」が最優秀賞を獲得した。
「日本らしさ」をテーマに全国170校から集まった963作品のうち、一次審査を通過したのは6チーム。二次審査会場ではプレゼン・視覚・試食審査、質疑応答を行い審査員の合計得点をもとに、最優秀賞、審査員特別賞、協賛企業賞が決定した。
各チーム、発想豊かにユニークな作品を発表し、作品に込めた熱い思いをプレゼンで語った。その中で冒頭「パイ！オニアー！」と元気よくプレゼンを始めたのは最優秀賞を獲得したチーム「パイオニア」。古くから食されている日本固有種のクルミ、「オニグルミ」と伝統調味料の「醤油」を、見事にパイに落とし込み、食感、味、日本の食材に真摯に向き合う姿が高評価を受けた。
他の作品も日本の和食御膳をイメージした作品や、お箸で食べる作品など審査員を驚かせる作品が登場した。審査員を務めた日本パイ財団代表理事・リボン食品社長の筏由佳子氏は「テーマを広く設定することで、パイの可能性を再認識することができた。今後、第2回、第3回と継続して続けていきたい」と語った。
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