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東海営業本部が総合展示会/伊藤忠食品

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世代間の食に対する価値観に着目

7つのキーワードで食を分析

伊藤忠食品は、東海営業本部総合食品展示会「FOOD WAVE 2024 NAGOYA」を1月17・18日にポートメッセなごやで開催。18日朝に会見した佐藤太一本部長は「西日本展示会と連動性を持たせた」と説明。また、初めて取引先メーカー(479人)を招待し、今後の展示会品質のさらなる向上につなげていく。

開催テーマは「新しい日常へ【フェーズ2.0】~世代を超えて食の話をしよう!~」。出展社数は食品211社、酒類27社、低温24社、ふるさと食むすび(地域産品プロジェクト)86社の合計348社。来場者数は約1500人。

7つのキーワード「時産マネジメント」「リアルマインド」「パーソナルSDGs」「カスタムショッパー」「こども起点」「クロスバウンド」「バーチャルフュージョン」を踏まえ、近い未来に向けた取り組み段階をフェーズ2.0と位置づけ、東海展示会では世代間の食に対する価値観の違いに着目した。

会場は「ストアDX」「新製品」「加工食品」「低温」「ライフスタイル」「酒類」の6つの提案ゾーンと、メーカー、ふるさと食むすび(地域産品)、サステナビリティコーナーで構成。「DELISH KITCHEN」と取り組むサイネージ企画が随所に織り込まれた。五感を刺激する売り場の提案やカゴメのベジチェック提案、昨今のトレンド「こども」「渡韓女子」「トレーニー」「インバウンド」のキーワードにも着目した。なお東海営業部管轄では7企業、約800台のサイネージが導入されている。

約1千アイテムが展示された春夏の新製品は、世代をキーワードに商品構成したほか、イチオシメーカー48社は特別枠で展示。加工食品では約300品の厳選カレンダー商材を紹介し、来場者の関心を集めていた。さらに、ごまドレッシングの汎用訴求、愛知食材、若手社員が推奨する愛三岐のイチ押し麺類、愛知商業高校とのコラボ企画をクローズアップ。

ライフスタイルゾーンでは、ラグジュアリ―提案が注目を集めた。厳選した6つの上質商品をジュエリーケースに飾って紹介し、金色のパッケージ品もズラリ。おなじみe―ギフトはコードギフト。「何を食べるか」から「いつ食べるか」の時間栄養学に基づく商品提案も。

なお、第2回WEB展示会を1月22日~3月29日まで開催。業界トップクラスのクオリティから流通評価も高い。

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