天然水2LPETが約6分の1になる新容器開発
サントリー食品インターナショナルは、「サントリー天然水」2Lペットボトルの新容器を開発。飲み終わった空容器が、約6分の1サイズまで小さくなる畳みやすい構造を採用し、4月上旬から順次展開する。4月5日に都内で初披露し、ブランド開発事業部の佐藤晃世副事業部長は「空容器はかさばるといった声が多く、生活者の快適な暮らしのために開発した。新たな需要も見込める」と意気込みを語った。
これまでも持ちやすく、注ぎやすい形状、環境配慮で支持されてきた「天然水」2Lペットボトル。リサイクル意識も高まり、今回はつぶしやすさ、畳みやすさにもこだわった。新たに持ち手の胴部を平行四辺形にすることでキャップ、ラベルを剥がした状態から簡単にななめにつぶせ、さらに平たくなったボトルを半分に折り、底部を飲み口のある首部分でロックできる。
これで「つぶしたのに元に戻ってしまう」「回収日までかさばる」といった不満が解消できる。また収集作業員にとっても、1回の回集量が減らせ、ルート効率の改善にもつながり「CO2排出量の削減にも貢献できる」(佐藤副事業部長)。
新容器の普及啓発に向け、テレビCM「未来のためにできるかな?」篇も4月17日から放映する。芦田愛菜、布袋寅泰が新容器をつぶし、畳むことに挑戦し、回収作業員に扮したティモンディ(高岸宏行、前田裕太)が回収時に小さくなったボトルを「助かるわー」とメッセージを送る。
会場には芦田さんが駆けつけ、新容器の畳み方を実演すると「天然水2L ペコリ!とたたみマスター検定」の認定証が贈呈された。2Lボトルが簡単に畳めることに驚きの表情を浮かべ、「不思議でクセになる感覚。未来のためにできることとして、多くの人に体験してほしい」と呼び掛けた。
CM動画(公式YouTubeチャンネル)
「未来のためにできるかな?」篇:https://www.youtube.com/watch?v=Ik5mndi5Jgw
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