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新規事業戦略で2030年ビジョン実現へ/日本ハム

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新規顧客獲得を目指し、D2C領域に参入

DRY MEATS製品

畑社長

日本ハムは、前期に「Vision2030」を策定し、これに合わせて5つの重要課題を特定した。30年のありたい姿の具現化に向けたグループビジョン「たんぱく質を、もっと自由に。」の実現に向け、新規事業戦略を構築。サスティナブルな事業モデルへのシフトをさらに加速させ、企業価値の最大化を目指す。

3月7日に都内で実施した新規事業戦略発表会で畑佳秀社長は、新規事業立ち上げの経緯について説明。常識にとらわれない自由な発想で生きる力となるタンパク質の可能性を拡大。環境・社会に配慮した安定供給で食をもっと自由に楽しむ多様な食生活を創出する。また世界人口の増加によるタンパク質の供給危機や、日本におけるタンパク質摂取量不足などの解決に乗り出す。

新規事業は〝タンパク質〟を軸にした3つの柱。より食を楽しむために肉の価値を高めて新しい出会いを創り出す「エンタメ」、生きる力を生み多様な人をつなぐ「ウェルネス」、新たな素材や技術で次世代を創る「エシカル」から成る。いずれもウェブなどを活用した消費者との直接的なコミュニケーションでブランド力を高めていく。

エンタメ事業では、新たな肉の可能性を広げる新ブランド「Meatful」(ミートフル)のサービスを4月から開始。新規顧客獲得などを目指し、D2C(ダイレクト・トゥ・コンシューマー)事業領域に参入する。お酒と肉のマリアージュが楽しめるセットや、手作り肉料理の体験キット、様々な肉が手軽に楽しめる新感覚ジャーキー「DRY MEATS」などを販売していく。

ウェルネス事業では、2月から運用を開始した食物アレルギーケアの総合プラットフォーム「Table for All」のサービスをさらに充実。4月から食物アレルギー対応商品の販売も始める。

新規3事業は2025年度に単年度黒字、30年度には売上高100億円を目標に掲げた。事業別の内訳はエンタメ・エシカル事業で60億円、食物アレルギー中心のウェルネス事業は40億円を見込む。

新庄CEOが誕生!タンパク質の宣伝部長に

また同社は、グループビジョン「たんぱく質を、もっと自由に。」の発信力をより強化すべく、プロ野球日本ハムファイターズの新庄剛志監督をチーフ・エンターテイメント・オフィサー(CEO)に起用。新規事業発表会後に就任会見が行われた。

畑社長は、既成概念に捉われない発想によるチーム作りや、ファイターズのチームのスローガン「ファンは宝もの」などの共通点でコーポレートアンバサダーの就任をお願いしたという。

発表会ではCEOとして紹介された新庄氏だが「よく分からないのでタンパク質の宣伝部長として来ました」と笑顔で登場。就任依頼時の心境を問われると、「監督就任の時より丁寧に引き受けた。7回くらい頭を下げた」と笑いを誘った。また、プロ野球選手にも〝タンパク質(プロテイン)は非常に大事〟だと強調。より勉強して選手にも、スポーツをしている人たちにもアドバイスしたいなどと語った。

2022年3月14日付

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