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餅に業界初の紙包装/越後製菓

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ふんわり名人が15周年

右から星野一郎代表取締役会長、岡田ひとみ氏、吉原忠彦代表取締役社長

越後製菓は7月31日、秋冬新製品を含めた今年度政策と2019年度業績を長岡グランドホテルで発表した。包装餅業界で初めての紙パッケージ採用製品など新製品を9月1日から発売する。

米菓のヒット商品「ふんわり名人 きなこ餅」が発売15周年を迎えたことを記念して、9月1日から3カ月間の消費者キャンペーンを実施する。既存の「同 北海道チーズもち」と、新製品「同 みたらし味」「同 あんこ餅」2品を含めた合計4品を対象に、記念QUOカード(千円分)が150人に、さらに同社製品詰め合わせが150人にそれぞれ当たる。

新製品「みたらし味」(75g)は、08年から11年にかけて販売したものを、食感をアップさせるなど品質を向上。「あんこ餅」(60g)は、北海道産小豆を皮ごと使用し、あずきの香ばしさと程よい甘さにこだわった。ともに国産米を100%使用、化学調味料、着色料は不使用。各6袋入り、参考価格は税込250円。

開発に携わった星野一郎代表取締役会長は、商品化への強いこだわりを口にした。水分のあるあんこを乾物で高い品質に仕上げる技術の難しさを指摘し、「いつか米菓でおいしい商品を作りたかった」と力を込めた。「あんこ餅」は生地とパウダーの一体感がポイントで、「家庭で作るあんこに近づけた」と自信をのぞかせた。粉末しょうゆと和三盆糖でみたらしだんごの味わいを追求した「みたらし味」も口の中で溶かすように食べれば、とろっとした〝みたらしの味わい〟が見事に再現されている。

紙パッケージ採用などの新製品

包装餅からは「生一番」シリーズから、環境に配慮した紙パッケージを採用した「同 切り餅エコ400g」(575円)を新発売。プラスチックごみ削減に向けて包装餅業界初の紙パッケージを採用した。中身の個包装切り餅には従来品同様に脱酸素剤を入れ、賞味期限を印字した。

「玄米餅」(400g、570円)は、3連包装から開封しやすい個包装に変更し使いやすさに配慮。「かきもちいろいろ」(280g、470円)も包材をスリム化し、中身の品質もアップした。

鏡餅は今年もエデュテインメントアーティスト・ねんドルの岡田ひとみ氏が監修したフィギュア付きお鏡餅シリーズを販売するなど、小型サイズのラインアップを拡充する。その他、薄い切り餅とあんこをセットにしたあんこ餅入り「越後お鏡もち あんこ餅」(150g)、魚沼産こがね切り餅を入れたプレミアムタイプ「越後お鏡餅魚沼こがね切餅 5号」も新発売する。

なお19年度(20年3月期)売上高は、年度末の新型コロナ禍需要もあり前年比100.5%の176億8000万円。部門別では米菓58億5000万円(前年比97.5%)、包装餅93億5000万円(101.1%)、米・米飯17億円(108.3%)、その他7億8000万円(100.0%)。ここ数年前年割れの続いた鏡餅は、ようやく前年を上回る実績を確保した。

20年度予算は売上高181億円(102・4%)を計画。新型コロナの影響は織り込まず。部門別では米菓59億5000万円(101.7%)、包装餅95億円(101.6%)、米・米飯18億7000万円(110.0%)、その他7億8000万円(100.0%)。第1四半期は前年比121%で着地。米菓(114%)、包装餅(171%)、米飯(114%)とそろって大きな伸長を見せた。

2020年8月24日付

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