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食事利用のカップ食品を浸透させ拡大へ/ポッカサッポロ

投稿日:2020年2月16日

冷製スープ市場の本格参入元年

広告には横浜流星を起用

ポッカサッポロフード&ビバレッジは2月14日に春夏に向けたスープ食品事業方針説明会を開催し、スープ食品事業部の黒柳伸治部長が概要を説明。マーケティング方針として冷製スープ強化、新規分野への挑戦、カップ入り食品の市場浸透を推し進める。

黒柳部長

スープ市場は食卓の洋風化もあり、2000年から20年間で1.9倍に拡大。しかし近年は地球温暖化に伴う暖冬傾向が強まり、ダウントレンドにある。スープ市場を再興させるためには温暖化に対応した摂食シーンの提案、高まる健康意識や有職女性のニーズへの対応が求められる。

今年のスープ食品事業戦略の骨子は「ポッカサッポロの強みの最大化に注力し、『新しいおいしい』を実現する」。黒柳部長は「スープはもちろん、RTED=Ready To Eat Drinkの考え方のもと、食事として利用できるカップ食品の浸透で事業拡大を図る」と意気込みを見せる。

冷製スープは「冷製スープ市場本格参入元年」と銘打ち、市場が落ち込む夏場の需要喚起策を打つ。夏場は猛暑が厳しくなっており一層の食欲不振が懸念される中、手軽な栄養補給を提案する。

夏場のスープ市場を活性化

冷製スープを徹底訴求

特に発売から8年間で出荷量が約7倍に拡大し、伸長を続ける缶タイプ「じっくりコトコト冷製スープ」シリーズを強化。2月17日からは新商品「じっくりコトコト冷製トマトと9種の野菜スープ」(170mlリシール缶、124円)を発売するほか、既存品「同コーンポタージュ」「同じゃがいものスープ」「同栗かぼちゃのポタージュ」(各同)のデザインを刷新する。

また「スープにしとこう!」をコミュニケーションテーマに、俳優の横浜流星をイメージキャラクターに起用した広告を展開し冷製缶スープの認知拡大を図る。店頭では3〜4月の新生活、5〜6月の季節の変わり目、7〜8月の盛夏に飲用シーンを訴求する。

新規分野では健康ニーズに対し、低糖質や低カロリーといった〝OFF〟系ではなく、栄養成分を加える〝ON〟系スープを提案。老若男女に問わず摂取が進められているタンパク質に着目した、カップスープの新シリーズ「きちんとチキン」を3月2日から発売する。高タンパクな鶏むね肉を食べ応えがあるサイズにカットし、そのまま乾燥してメイン具材にした。「きちんとチキン 鶏だし白湯スープカップ」「同 鶏だし中華スープカップ」(各200円)。筋肉芸人・なかやまきんに君を起用したSNS動画も配信する。

カップ入りはスープ以外にも、食事系を強化。2月17日から「リゾランテ」シリーズをリニューアル発売。コンセプトは「味も・お腹もちゃんと満たしてくれる女性の食事を手軽にスマートに楽しむカップごはん」。濃厚な味わいをアップさせた一方、1食200kcal以下に抑え女性ユーザーを取り込む。「リゾランテ とろ〜り濃厚チーズごはんカップ」「同 とろ〜りクリーミートマトごはんカップ」(各180円)を揃える。

缶スープからトマトを新発売

上手にタンパク質を摂取し健康に

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